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6月30日(火)「浅野政雄市長のこと」

 いままで書いたことが一度もないのだけど、かつて高石市長を8期ぐらいつとめていた故浅野政雄市長は親戚です(浅野市長の母が石田)。

 子どものころ、市民花火大会などで市長が挨拶するのを見て、単純に、「あ、浅野さんだー」とか思ってたのだが、そういうのも、後年、私が政治の世界に進むことに影響があったと思います。

 高石市は、人口6万人ぐらいの小さな市ですが、市長会の会長(府かな?)をやったり、関空期成同盟の会長をやったり(後年、僕が関空のある所で選挙にでたのは何か因縁めいた気がします)、任期が長かったこともあるのだろうけど、なかなかの名物市長だったということです。

 特に、人を抱擁する度量の大きさを示すエピソードがいろいろあって、肩を怒らせて怒鳴り込んできた人でも、部屋から出るときには笑ってたとか、敵でも味方してしまうとか、まあ奥深い人だったようです。

 私の選挙中も、「お前のように言われたことに一々腹を立てているようじゃダメだ。それに比べて浅野さんは・・・」「浅野は・・」と散々言われ(いまだに直ってないけど)、その度にぐうの音も出ませんでした。

 (と思って、インターネットで検索してみたら、池田元和泉市長の著書の中に、「浅野氏は東大で学び頭脳明晰でユーモアもあり温厚そうなのに、とても性格のはげしいところもあって議会で予算書を机にたたきつけてスタコラ議場を出たという逸話の持ち主で、芯のあるサムライでした」という文章がありました)


 「人は何に対して怒るかで度量の大きさが決まる」という言葉があって、そうすると自分なんぞ全くまだまだだと思います。


 時々、「政治家はもう目指さないんですか?」と聞かれるんですが、(めったにちゃんと答えませんが)たまに、「『政治家』はもう目指してません(なるのはそんなに難しくないから)。『良い』政治家になることを目指してます」と答えます。


 究極的には、政治家って、乗客を乗せた飛行機がビルに突っ込もうとするときに、飛行機を打ち落とすのか、ビルの人を見殺しにするのか判断しないといけない職業で、そういう能力も識見もない人が、ポジションにつくことこそ不幸なことはないと思います。

 (麻生政権の批判じゃないですよ)

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