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10月29日(水)「経世済民」

 アメリカ発の金融恐慌とそれへの政治の対応ぶりを見ていて、思い出したことがある。

 自分が何故政治を志したか。

 98年の日本の信用不安の時に、金融の現場に居て、「なんと政治家というのは経済、金融のことが分かっとらんのか」と思ったのが、そもそも始まりでした。

 それから、政治の政界に入って8年近く。遠くで見ているのと近くで見るのとでは全然違うなんてことはよくあるが、これに関しては全く印象は変わらない。

 そもそも政治をやっている人は経済にうとい人が多い。金融にいたっては知ってる人を探すことが難しいぐらいだ。

 自分で会社を経営しているような経歴の人は多少あれだが(そもそも「経済が分かる」というのはどういうことか、という問題もあるが)、やったことの無い人にはよく分からない分野であるせいかもしれないし、政治を指向する人は、経済とかより外交、防衛指向の人が多いからかもしれん。


 僕の考えでは、東西冷戦も終わって、他国が他国に攻め入るなんて可能性が都市型社会化、グローバリズムの進展でほとんどなくなってきて、政治というのは、普段の国民の経済生活がうまく回るように、マネージするのが一番重要な仕事じゃないかとおもうのだが、どうだろうか。

 そんなありそうもない侵略・戦争とかイデオロギーとか、まあ話のネタとしては面白いけど、一番重要なところが抜けているような気がする。

 イギリスのブレアとその一行とかアメリカのクリントンとその一行とかを見ていると、優秀な会計士のチームか何かに見えることがあって、かの国の有権者は、「どっちがうまく経済をまわしてくれるか」という観点で選んでいる(選んでいた)ということもあるのではないかな、印象だけど。


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