7月23日(月)「コメ一揆」
麻生外相の富山県高岡市の講演での、「アルツハイマーでも分かる」発言が話題になっているが、その「アルツハイマーでもわかる」基になった米の値段が日本の数倍っていうところを証明というか、内容がどうなっているのか調べる仕事がきて、ネットで検索しても、アルツハイマー発言は引用しているが、米の値段の点について、書いているものが見つからなかったので書いておきます。
とりあえず、事実を引用すると
麻生外相は19日、富山県高岡市で講演し、日本のコメの対中国輸出が再開したことに関連し、「(日本では)コメ一俵1万6000円くらい(で販売している)。中国ではキロ1300円で売られているから、一俵で7万8000円だ。7万8000円と1万6000円はどっちが高いか。アルツハイマーでもこれくらいは分かる」と述べた。
で、今回中国に輸出された米は、松岡前農水大臣の時に初めて許可されて、中国向けに輸出された24トンのことを指す。これまでは防疫の関係で、中国向けの輸出はされていなかった。
で、今回は試験的に出荷されたもので、輸出先は全中で輸入引受先は中国糧油食品進出口有限公司(cofco、中国最大の穀物、食品油の貿易会社の一つ)。販売先は北京が太平洋百貨店とイトーヨーカ堂、上海が久光百貨店、新鮮館となっている。
輸出銘柄は2種類で、それぞれ12トンづつ。で現地価格と日本国内の小売価格は下の通り。
○現地販売価格
①新潟県産コシヒカリ:約3000円/2kg
②宮城県産ひとめぼれ:約2800円/2kg
(参考)日本国内における小売価格
①新潟県産コシヒカリ:約1030円/2kg
②宮城県産ひとめぼれ:約830円/2kg
で、安倍首相が言っていた「一俵10万円」というのは①の新潟県産コシヒカリを1俵=60kgだから30倍すると9,0000円になって、(ざっくりすぎるが)ざっくりと10万円といえなくもないから、これを指しているのだろう。
麻生外相がいっているのは、②の宮城県産ひとめぼれの30倍で、2800×30=84000円、あれれ?7万8千円にはならないけど、まあ政治家っていうのはざっくりしているから(特に太郎ちゃんは)、これを指しているのか??それにしても、一体、7万8千円ってどこからでてきたんだろう??
さらに、日本の小売価格が830円×30=24900円だから、1万6000円というのもどこからでてきたのか謎だ。想像だが、太郎ちゃんは日本の米の価格を知らなかったんではないかな。
ま、そんなわけで、今回初めての輸出ということで、プレミア価格でもあって、非常に特殊なものを、一般的なものだと誤解を与えるような言い方をしているということです。

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