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5月27日(土)「キャンペーンガールに気をつけろ」

 DCMXとかいう銀色の紙袋を容姿端麗のお姉さま方が街で配っている姿を最近良く見かけるが、なんだろうと思ってもらってみると、ドコモのケータイクレジットで1万円までなら審査無しで利用できると言うもの。
 なるほどよく考えてるなぁ、と思う。

 この前から「ノンバンクPT」というので貸金業について、色々議論したり外部の人から話を聞いたりしているのだが、なにせ個人向けのいわゆる消費者金融って、(企業の規模にもよるが)調達金利が超低金利下でましかすると1%程度で、貸し出し金利が低い所で法定金利の15%で貸しても大儲け、グレーゾーンギリギリの29.3%で貸したら大大儲け、もっと高い金利で貸せば超儲けとなる。
 もちろん経費率と貸し倒れ率があるので、単純ではないが、ドコモがやっているような「まず1万円程度」のクレジットで、翌月の電話料金と一緒に引き落とされるなら貸し倒れも少ないと考えられる。しかし金利は何%になってるかしらないけれど、おそらく20数%以上になっているだろうから金額は小口でもかなりの儲けになるはず。そりゃ、キャンペーンガールを雇ったり、コラボ・カフェなんて経費をかけて出来るわけだ。

 くれぐれも外見に惑わされて、判断を誤らないように。(新聞広告によるとDCMXの加入者は1ヶ月で15万人なんだそう・・・)。多重債務者も最初は、カード会社のリボルビングとか、大手サラ金のちょっとした金額から始まって、段々債務が雪だるま式に膨れ上がっていくパターンが多いらしい。


 しかし、貸金問題、知れば知るほど難しくて、貸金業の人は、「上限金利を40%から29.3%に下げてからヤミ金融が増えた。需要を無視した規制をすると闇にもぐって取締りが難しくなる」と言うし、弁護士会などは「高すぎる金利が多重債務者を生む」としてグレーゾーン金利の撤廃を求めており、意見が対立している。
 貸金業の人によると、「せっぱつまっているひとは、1500%でも借りる。長期的なことなんて考えてない」とか言ってた。すごい世界だ。

 実は貸金業だけの話じゃなくて、大手銀行、外資銀行はほとんど皆、貸し金業の子会社を持っていてはっきりいってそこで「しか」稼いでいないといっていいほどだ。子会社のサラ金会社の業績が銀行本体の決算に大いに影響してくる。

 今の広告業界って消費者金融で持ってるところもあるしね。まあ、漫画や週刊誌もほとんど全部の大手消費者金融以下の広告が入っているし。しかし、渋谷の駅前の歩道橋に立ってぐるっとみ回してみたんだけど、前方向に消費者金融の看板がある国というのもどうなんだろうか。

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Tracked on 2006.06.17 09:12 PM

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