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2月26日(日)「群衆」

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 サイレント期の傑作と称される 「THE CROWD」の方の「群衆」だと思って、港区図書館のみなとシネクラブに観にいったら、「MEETJOHN DOE」(フランク・キャプラ監督)の方の「群衆」だった。解説は水野晴朗さん(「シベリア特急」のトレーナーを着ていた)。

 JOHN DOEというのはアメリカでいう一般的な名前で、身元不明の死体などをジョン・ドー1号、ジョン・ドー2号と呼んだりするらしい。日本でいえば「山田太郎」みたいなものだろうか。新聞社をクビになったアンが、腹いせに嘘の記事(無名のジョン・ドーが社会悪を告発する為にクリスマスイブに市庁舎から飛び降り自殺をする)を投書するとそれが大反響を呼ぶ。マスコミによりでっち上げられた虚構のジョン・ドーが、現実となり、真剣な社会問題へとなって行く、というストーリー。

 自由と所有の関係や、政治と善意とか色々な部分で考えさせられる事が多く、傑作の名に恥じない映画。CGとかなかった昔の作品は中身が濃いというか、良く出来ているように思う。

 その後、近代美術館フィルムセンターでドイツ映画「嘆きの天使」。踊り子に魅せられた教授が破滅していくというストーリー。テンポのよさとか場面の切り替えなど天才的。ドイツ人っていうのはすごいね。

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2月25日(土)「True Lies」

このようなメールをあるフリー・ジャーナリストから入手したが、本物だろうか。


第二回 永田ひさやす議員お見舞いツアー参加者募集中!!

我らの為に名誉の負傷をとげ入院されることになった永田先生をみんなで励まそう!
<第一回ツアーは好評の為、募集終了しました>

※下記の注意事項をよくお読みになった上でお申し込み下さい

日時 2月25日 午前10時 衆議院第二議員会館前出発
目的地 秘密 ※バス乗車後アイマスクをしていただきます。
スケジュール 某病院~永田先生選挙区視察(千葉)~お台場~六本木ヒルズ~民主党本部前(解散)
※ ニッポン放送株取得など、当初からライブドア事件を振り返ります。

※マスコミの方のご参加はご遠慮願います
※本物のメールでお申し込みください
※定員に達し次第募集を締め切ります

費用 例の口座に3000円振り込んでおいてね。詳細分からなければ経理の宮内に相談して。

申し込み先 民主党裏国対
                                             担当@北沢


なお、同様のメールは平沢氏も入手しているとの噂がある。

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2月24日(金)「Ageing Country」

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 予算委員会が金・月と公聴会の日程に入り、大臣達が解放されるので各委員会が同時に立つ。複数の委員会を掛け持ちしている議員が多いので、質問の準備で事務所は大忙し(のはず)。

 色々な事件はあるけど、それはさておき、早朝、税制調査勉強会にて、元国税庁長官で現在商工中金副理事長の大武健一郎氏の話を聞く。久しぶりに、「これは何があっても駆けつけねば」というようなスピーカーの方だった。経験と哲学と理論があって話が非常に面白い。国税庁長官ってこんなに哲学をもった人だったのか。最近、『日本の大転換』という本を出版されて、「資料は最新のものだから、資料だけは読む価値があるよ」と謙遜されていたが、きっと中身も面白いんだと思う。

 アメリカとの税構造(社会構造)の違いから、日本の税体系をどのように構築するかや、人口動態からみた今後の日本社会のあり方など、商売をする人にとっても興味深い。

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2月23日(木)「会見はあったのか?」

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2月22日(水)「メールはあったのか?」

 やはりメールの出元はN氏らしい。このN氏、某週刊誌での記事が敗訴し、それ以来週刊誌は敗北の連続という、週刊誌界の(逆の)金字塔を打ち立てたと言われている方永田議員の方は、手塚よしお元議員がご自身のHPで報告されているとおり。

 しかし某与党議員によると、「これで前原を追い詰めることはしない」らしい。・・・・理由は・・・

 本日15:00~クエスチョン・タイム。

しかし何処へ行かれたんだろうか

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2月21日(火)「南京事件はあったのか?」

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 ライブドア関連とかいろいろあるのだが、それはさておき「『南京事件』研究の最前線を語る」ということで亜細亜大学の東中野修道教授の話を聞く。

 非常に学究的な方で、「政治的なことを非政治的に研究する」ということで政治的な集会なども一切でないし、活動もされないそうだ。

 ドイツがポーランドに進撃(1939年9月1日)後、スターリンのソ連もポーランドに侵攻し、ポーランド将校を1万人ほど殺害し、7層になるほど死体を埋めた。このときはスターリンの秘密命令があり、死体処理班があり、集団墓場を立ち入り禁止地帯にしていた。

 南京陥落は1937年(昭和12年)12月13日で、公式の命令は「城外の青壮年は全員拘束せよ」というもので、「殺せ」という命令はでておらず、しかも秘密命令もない。「拉夫(らふ)」という無理やり兵士にさせられた訓練されていない中国兵が非武装地帯に逃げ込んだ為に起こった行為である。

 死体は確かにあった。南京陥落の一ヵ月後に赤まんじ会という特務機関に一体あたり0.3円で死体の処理を依頼している。南京国際救済機関という団体報告書を出しているが、「12万人」という数字は出てこない。米・英・独の国際委員会でも死体のことはでてこず、「死体」が南京事件の物証だったといっている人および学者は一人もいない。

 さらに「処刑」も確かにあったが、戦時捕虜(POW)の処刑だといっている人及び学者は一人もいない。処刑は合法であった。ハーグ不戦条約の戦時捕虜の取り扱い協定は正規兵および一定条件の義勇兵に適応されるもので、その条件とは①指揮官がいる②軍服を着ている③武器を公然と所持している④戦争の諸々のルールを守っている、というものである。

 その時南京にいたのは不法戦闘員であり、不法戦闘員がハーグ条約に則して取り扱われないのは、イラクで英米軍がやっているのをみても分かるとおりである。

 しかも、南京の人口は減っていない。城砦都市で出入り口を閉めているので、大量殺人があれば人口が減っているはずだが、陥落数時間前に出された欧米の休戦提案に乗っているのは人口「20万」、その後に出されたジョージ・フィッチの報告書も「20万」、2ヵ月後に出された国際委員会の報告書は「25万」に上方修正されている。

 南京大学の宣教師が市民重大被害報告書と言うものを出しているが、それを含めて日中英独のすべての文献をあわせても殺人は96件、うち目撃は1件しかでてこない。

 南京大虐殺ということが言われだしたのは、陥落の3日後、シカゴ・デイリー・ニュースが見だしで報じてからである。その元となったのはベーツ教授で自分でレポートを書いて記者に記事にするよう頼んだと後に書いている。ベーツ教授は中華民国政府の顧問であり、国民党宣伝部が出版した『戦争とは何か』という本の1章と3章を書いている。

 最近、この本に関して、国民党宣伝部の極秘文書が出たが、「この本は略奪・暴行・放火について書いた」という記述があり、国民党においても「殺人」の認識が無かったことが分かる。


 というような話でした。

 へー、どうなんでしょうね。

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2月20日(月)「逃亡者」

 永田議員に情報提供したフリージャーナリストとは誰か?とかいま議員はどこにいて何をしているか?とか永田町では憶測かまびすしい。当初ジャーナリストとは元菅事務所の松田さんではないかと言われたりしたが、そっこー消えたらしい。

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2月19日(日)「カリブの波」

 ライブドアの事件や他にもたまにでてくる「投資組合」「特別目的会社」についてイメージがわきにくいかもしれないので少し付け加えると、そういうものはイギリス領ケイマン諸島とか世界中にあるタックス・ヘイブンの土地に設立された(とはいっても名目上設立された)会社を使う場合が多い。

 現地には一応、その投資組合なり特別目的会社の看板(といっても数ミリとか数センチだけど)がかかっていて、名目上の取締役が登記してあって、弁護士(外人)がその会社の運営をする、というかこちらから電話をして、

「やあ○○(弁護士の名前)そっちの様子はどうかな~」「いやー、いい天気だよ。波の音が聞こえるかい?」「あー聞こえるぜー(笑)ところで△△△のことだけど、取締役会開いて(開いたことに)取締役決議送っておいてよ」「OK~」「手数料は振り込んでおくね~」

 みたいなやりとりをする。

 そうすることによって、一応本体の会社と資本関係と責任が切り離されることになる。つまり連結決算に入れなくてもいいし、その特別目的会社がぶっ潰れても本体の日本にある会社には何も請求できないと、こうなるわけです。

 不良債権の飛ばしなんかで良く使われていました。

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2月18日(土)「外内取引」

 疑惑メールで盛り上がっているけど、疑惑の本丸は他にある。マスコミ各社などが探しているのは、ここから金が流れたとの噂があるアメリカ某州の信託口座。

 しかし金曜日に銀行時代の友人と飲んでて、こういうケースって発見できるか?という話をしたら、「そんもの分かるわけないだろ。外(海外)-内(国内)の取引っていま一体どれだけあると思ってるんだ。ほとんどの株や不動産の取引は海外(の口座)を通して行われてるんだ。日本国内(の法人格)でやったらほとんどキャピタルゲイン課税で持っていかれるだろ」とのことでした。それはそれで問題だ。

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2月17日(金)「疑惑のメール」

 武部幹事長の次男への振込み依頼メール疑惑で、いきなり変なところで山場化した予算委員会。今日の午後2時から激突するようだが、果たしてどうなるのか。いかにもありそうな話だが、前後のメール発信の間隔が3分間弱で、この短い時間で打てるのかという疑問の声もあるらしい。メールとか便利だけど、逐一行動が記録されるし怖いね~。

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2月16日(水)「Yの悲劇」

「Yの悲劇」
 子どもが父親の作ったシナリオどおりに殺人を行うとするが、子供ゆえに失敗し、そのために捜査が混乱するという筋。

 税務金融部門会議で平成18年度予算について東大の神野直彦先生よりヒヤリング。

 平成18年度予算は3%減の緊縮型予算。規模が80兆円を切り、国債発行も5年ぶりに30兆円以下に。要因としては税収増が4%、三位一体による△1兆9千億円(しかしこれは交付税△4兆と税源移譲3兆円で地方財政によっては3兆円弱の減少となる)。

 小泉内閣の政策もレーガン・サッチャーの新自由主義改革を真似ているが、少しずつ間違っている。

 「大きな政府・福祉国家」が行き詰ったので「小さな政府」を目指したが、当時はスタグフレーション(ケインズ経済学では想定していなかった、インフレと景気停滞が同時に起こる現象)の状況下にあった。

 しかし現在はスタグフレーションではないので、そもそも前提が違う。

 また、サッチャーが「小さな政府」を目指した時は、「ビクトリア時代の美徳を守る」ことによって実現しようと言った。つまり、政府を小さくした分、家族やコミュニティの力によってお互いをささえようという目論みだった。しかし、軽工業中心の社会から重工業、そして知識産業中心の社会(現代)になって、そのような方策を採るのは不可能だ。

 サッチャー改革は成功した面と失敗した面があり、成功したのはインフレを終息させたこと。失敗したのは景気回復させられなかったことだ。

 今の政府は「小さな政府」にして「増税」するという矛盾したスタンス。レーガン・サッチャー改革でも、実は、「小さな政府」を掲げていたにもかかわらず「減税」できなかった。やったのは低所得者層に増税し、高所得者を減税するという税構造の組み換え。また、レーガン・サッチャー改革でも社会保障には手を付かなかったが、平成18年度予算では生活保護や児童手当を地方に移すことによって実質上切ってしまった。増えているのは警官3000名や自衛隊など(これはサッチャー政権の時も同じで犯罪件数の増加と警官の数が毎年の伸びている)。

 日本はヨーロッパが目指しているソーシャル・キャピタル(人間の絆)を無視した切捨て社会を創っているのではないか。

 「効率」だけではなく「公平」がほどよくバランスの取れた社会、「市場」と「民主主義」が活性化している社会を目指すべきではないか。

 というような話だった。

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2月15日(水)「」

 こんにちは、今井メロです。

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2月14日(火)「皇室」

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 明治天皇の玄孫で最近、皇室に関して本(『語られなかった皇族たちの真実』)を出版し、発言をされている竹田恒泰(たけだつねやす)さんの話を聞く。

 昭和22年10月の皇籍離脱で11宮家が3宮家になった後も、菊枝親睦会として、天皇誕生日など、宮中行事には必ず呼ばれるそうだ。今はメンバーが多くなりすぎたので本家の長男のみと制限しているが、ゴルフをやルグループがあったり囲碁をやるグループがあったり、非常に緊密な仲を保っている。天皇陛下の誕生日名などでも、3宮家が挨拶したすぐ後に、旧宮家の人達が挨拶するようになっているという。旧宮家のほとんどが企業勤務している。

 竹田さんが本の上程を報告に神武天皇の墳墓に行き、お祈りを捧げている時に、急に空が曇り、見たこともないような数の烏が空に舞ったそうである(神武天皇は「八咫烏」(やたがらす)に導かれて大和の地に来たという言い伝えがある)。これは天啓なのか。

 で紀子(ノリコじゃないよ)様のお子様が男子だったら問題なし。但し、皇族はそのうち一人もいなくなるが、それは別問題とする。
 女子だったら女系天皇となるが、それは5~60年先の話であって、万策尽きたわけではなく、今この時点で皇室典範を改正する話ではない。

 確かに女性天皇も8方10代いたが、うち6方7代は飛鳥時代に集中。以降900年間無く、江戸時代に2方3代あるものの、幕府に対する挑戦状という意味合いの強いものであって、今度のように継承者がいないからという理由は一度も無い。

 よく混乱するのは女性天皇と女系天皇だ。愛子様が即位すると女性天皇だが女系天皇ではない。女系というのは性別ではなくて、単に血筋の問題である。

 愛子様の子どもがもし、天皇になると女系天皇となり125代ではじめての出来事になる。

 まず女性天皇の問題点を指摘すると、天皇の仕事の最大のものは宮中祭祀をつかさどることである。これには「穢れ」を排除するのが原則である。喪中、出産、生理などが「穢れ」とされ、この間は祭祀をつかさどることができない。これも良く間違われるが「穢れ」とは「汚れ」ではない。語源は「気が枯れる」である。つまり、死や出産や生理の時はパワーダウンするので、宮中行事ができないのだ。女性天皇になると行事ができない期間が多くなる。全部出ているわけではないが、現在の宮中行事は500あまりもある。出産などで、元旦や新嘗祭に何年も出られないことが続くのは如何なものなのだろうか。

 宮中祭祀の作法は、国会でどのように議論しても絶対に変わることはない。

 かつ天皇陛下のお仕事は激務であり、それと皇后の仕事(出産・子育てなど)を兼ねるのは無理だ。
 さらに配偶者の問題がある。誰を配偶者にするか。ヨーロッパの王室などは別の国の王家と婚姻関係を結ぶが、日本でタイの王子と婚姻するといようなことは、憲法上も不可能だ。

 次に女系天皇の問題だが、よく「何故、女系天皇がいけないんですか?」と聞かれるが、その質問自体がナンセンス。

 男系で2600年余り繋がってきた家系=天皇

 なのだから。女系になったら天皇とは言わない。法隆寺をコンクリートで建替えたら法隆寺と言わないのと同じ。

 男系で繋がっているということをいい加減にすると「家」の観念が曖昧になってしまう。私は三条実美に夜叉孫でもあるが、三条とは名乗らない。父の名字を名乗り、父の家系に属するから「家」の観念が守られるのだ。さらに家が分岐すると南北朝時代のようなことが起こる可能性がある。ヨーロッパはその辺りがいい加減だから、皇族同士で争ってきた。男系に絞ると安定するのは、古くからの智恵である。

 女性・女系天皇賛成派が言う理由は大体三つ。

 ①男女平等
 ②早く皇位継承順序を決めて愛子様に帝王教育を受けさせなければならない
 ③数字上困難。統計学的に皇室は途絶える

 しかし、これらは皆おかしい。

 ①この問題については、男女平等を持ち込むべきではない。女性が土俵に上がれなかったり、男性が宝塚に入れないのと同じ。皇室制度は本来、非合理なものを含んでいる。これは日本の文化だ。

 ②皇室につらなるものは全員帝王教育を受けている。それが皇室と言うものだ。

 ③全国平均の特殊出生率1.26を当て嵌めているのは無理がある。


 というわけで解決策とすれば

 旧皇族の活用がある。一番いい案ではないかとおもっているのが、養子をとる案で、
宮家の当主が養子を取りたいと発議する→受けた宮家が承諾→皇室会議の決議(総理が座長、三権の長と皇室も入る)→皇室典範9条(「養子を取ることが出来ない」)を変える(「但し、皇室会議を経たものは除く」)。


 というようなお話でした。 皆さん、如何でしょうか?

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2月13日(月)「トラウマ」

 『ひきこもりと家族トラウマ』という本を読むともなくパラパラめくっていたら、思わず引き込まれた。著者は埼玉県狭山市で心理研究所を開いて、クライアント(相談者)と接している人。「ひきこもり」を病気ととらえる考え方で、著者によると欧米では当たり前の考え方だが、日本ではまだ異端なのだそうだ。読んでいて非常に素直に納得させられる所があるのだけれど。

 「ひきこもり」は生育期の、家族による感情的ネグレクト、つまり学校でいじめがあったときなどに家族に訴えても無視されたなどの感情の無視等が原因となっておこるアタッチメント・トラウマが原因であると言う。だから感情を出しても無意味、コミュニケーションしても無駄だと考えるようになり、ひきこもるという。

 「ひきこもり」を単なる本人の「甘え」などとおたえる考え方に真っ向から反対している。

 特に第5章のなぜ日本にひきこもりが発生するか(確かにアメリカではほとんど無かった)という原因を考察した文化論は、まさにこれ!と思わず膝を叩く。

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2月12日(日)「『加治隆介の議』と『男たちの大和』」

 今頃恥ずかしいんだけど、弘兼憲史の『加治隆介の議』を初めて読んだ(弟にもらって)。1991年に既にこういう漫画があったのか!とまず驚いた。連載の最初の頃の、地元への利益誘導バリバリVS国会議員は国のことを考えるべきで地元への利益誘導は無しという話は、1999年に僕がやったのとそっくり・・・。というか知らなかったのか。というか、俺って漫画みたいなことをやっていたんだな・・・。

 作者も言っているように、途中から作風が変わっていて、集団的自衛権の行使、国連安保理常任理事国入り、北朝鮮、危機管理、有事法制、スパイ防止法制定、日中・日韓問題など、作者の意図がものすごく入ってくる。『嫌韓流』だけじゃないけど、このころからイデオロギーを伝える為の漫画って存在しているじゃないの。イシューについては、当時はこれが争点の立て方だったんだなと、今読むと思う。

 そういえば「『加治隆介の議』を実写化する議員連盟」というのもあったが、あれは一体どうなったんだろう?


 『加治隆介の議』は思っていたより思想が入っていて驚いたけど、映画の『男たちの大和』は逆に戦前ノスタルジアの映画なんだろうと思って観たら全然違っていた(長渕剛の主題歌がなんか不釣合いだが)。

 日本映画にしては珍しく8週間もロングランを続けるのが良く分かるつくりの良さとストーリー展開。戦闘シーンと乗組員の個人のストーリーを追うだけで、戦争の愚かさがビシビシ伝わってくる。まあ逆に受け取る人も少なからずいるんだろうけど。

 政治とか、学問でもそうだけど現場を離れると、すべてが数字になってリアリティを失う。「30万人死んだ」とか「人員20%カット」という表現の中には、その個人個人が背負っている人や背景が浮かび上がってこない。自戒すべき。

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2月11日(土)「民族の祭典」

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 表ヒルの辺りを散歩していたら、はっぴ姿のご近所さんや右翼の街宣や右翼も混じったパレードやら。これはもしかしたら建国記念の日(紀元節)?かと悟る。

 紀元節といえば、戦争末期に作られたゼロ戦(零式艦上戦闘機)って西暦1940年製造なんだけど皇紀でいうと2600年なので下二桁をとってゼロ戦というんだが、今からすると一体いつの製造なのか分かりにくいな。まあ西暦を無条件に日本に取り入れる理屈もつけにくいが、皇紀というのもかなり無理があるのでは。

 この前のシンポジウムで話の出ていた『嫌韓流』とついでに『嫌韓流の真実』を読んだ。後ろの本は前の本の反対の立場に立って反論しているのかとおもったら、前の本の補強(?)的な本だった(出来は前の漫画本の方が良く出来ている)。もっと両方の立場からのものを読みたい。

 しかし、1つの民族が別の民族に対して、優越性を振りかざしたり、喧嘩したりするのは見苦しい気がする。ヨーロッパとイスラム圏も最近揉めているし、結構デリケートな問題ではある。

 そういえば、ヒットラーに抜擢されたレニ・リーフェンシュタール指揮した1936年のベルリンオリンピックを撮った傑作映画があります。

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2月10日(金)「Do You Want To」

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 ライブドア関連の捜査が続いているが、3月末に向けて終息していくものと思われる。日本放送テレビ買収の時のグレーゾーンを使った取引、「時間外取引」や「三分の一ルール(発行済み株式の3分の一以上を取得する時にはTOB:公開買い付けによらねばならない。事前に打ち合わせをしてはないらない)」は金融庁が日生=日動火災の買収の時も認めているし、ライブドア=日本放送テレビの時も黙認しているから、今からひっくり返すことはしないだろう。

 野口氏の沖縄での怪死事件も、「自殺」と公表しているから、まず引っくり返ることはない。

 来年度以降、焦点になるのは竹中=伊藤達也前金融庁長官ラインとその伊藤前金融庁長官と「兄貴」「達っちゃん」と呼び合う仲の木村剛氏、さらにファミリー企業への低利融資で特別背任の可能性があると指摘されている日本振興銀行とその大株主である村上ファンド。さらに村上ファンド(M&Aコンサルティング)の法人格の母体となった会社を提供し密接な関係にあるオリックス。ライブドアの監査をしていた港陽に同じく監査を受けていた堀紘一氏のドリームインキュベーター等々・・・。一時前はものすごく持ち上げられていて、国内MBA留学(?)を目指すヤンエグ(若くてエグイという説も)達の憧れだった人達が別の舞台で活躍するかもしれない。

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2月9日(木)「表参道ヒルズ」

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 表参道同潤館アパートのあった所にできた表参道ヒルズが11日にオープンするが、その内観会があったので行ってきた。

 まあ何と言うか、あれだけの敷地に良くこれだけの店舗が入るように設計したなーというのが第一印象。外から見ると狭いのに中に入ると写真のように非常に広く感じる。

 内装はまるで六ヒル。内観会だからかどうなのか、来ている人もまるで六ヒルにいる人達である。微妙な違いだが、青山、表参道にこれまでいた人達とは明らかに人種が違う。普段この人達、何食って生きているんだろ?と思わせるような人達ではある。これからは来る人達の種類も変わってしまうんだろうな。

 堀江逮捕やらなんやらで六ヒルの金ぴか文化が見直されつつある時にオープンというのも皮肉な感じがする。

 しかし、すごいのは分かるけど、青山・表参道の全く文化の違う所にいきなり六ヒルがやってくるという暴力的な感じは否めない。それが街の発展というものなのだろうか。

 まあ、ものすごく人が入るんだろうけど。

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2月8日(水)「Kenji」

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 ある勉強会で伊勢崎賢治立教大学大学院教授に来ていただく(4月からは東京外語大学大学院に移られるそうです。酒井啓子さんらとコンフリクト・スタディーズ関係の学科を立ち上げられるそう)。

 国際NGOで活躍し、東ティモールの県知事やシエラレオネの武装解除、アフガニスタンの武装解除の指揮を取られた方。以前にも一度話を聞いて感銘を受けたが、その後色々な人に話を聞くと、特に外国人に「kenji、kenji」といって大変有名な人だった。

 日本の国内で「自衛隊の派遣だ、国際協力だ、法文上はどうこう」と言っているのとは全然違うリアルかつ斬新な視点で、国際協力や平和、日本のあり方を考えさせられる。

 アフガンでは日本政府の外交感覚のなさから、武装解除という、一体どうやったら軍閥から武器を取り上げることができるのか話を聞いても不可能に思える仕事を日本は押し付けられたが、見事にやってのけた。しかし、この成功を日本のマスコミは本の少しも報道しない。

 例えば、このオペレーションで行ったように非武装のインターナショナル・オブザーバー・グループ(武装解除を監視する中立の組織)に自衛官を出したように、日本は「軍事的なものに非軍事的に関る」という方法をとっていくことができるのではないか。この停戦監視団的な役割は民間人に移行され、日本のJMAS(日本地雷処理を支援する会)に引き継がれたが、こうした経験を積んでいることから「日本には人材がいない」ということは、日本が平和構築に関わらない理由にはならない。

 日本の自衛隊の出し方は途上国の出し方。歩兵部隊をだすのは外貨を稼ぐ必要のある国ばかり。先進国は指揮官など、キーになり目立つ所のポジションをとりに行く。国際協力といえば自衛隊となる日本の常識は逆だ。今は一般人とゲリラは見分けがつがず、判断のつく文民がいないとオペレーションは成功しない。

 情報が取れず判断力のない今の日本の状態は、完全武装した集団を海外に送れる体制無し。

 など非常に示唆に富む話でした。

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2月7日(火)「ライブ!ケリー!」

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 ライブドア問題追求チームで、今日は元検事で桐蔭横浜大学法科大学院教授の郷原信郎氏に来ていただく。

 平成13年以降の会社法改正などで経済政策はアメリカ型になっているのに、司法は変わっていない。法体系も経済活動を監視する役所も蛸壺型で、どの役所の所管範囲にも落ちない事柄がすっぽりと規制から抜け落ち、今回のライブドア事件のようになる。会社法や独禁法や民法や証取法などを全体で見た法体系の整備も重要だ。

 とくに証券関係など能力をもった人材が不足しているので、証券監視専門官などの職をつくって人材を集めたらどうか、という提言をされていた。

 一番リアルだったのが、法科大学院で教鞭をとられていて、「7割8割弁護士になれると思っていたのに3割しか合格しない。そういう法科大学院をでた(けど司法試験に合格しない)学生を活用すればいい。でないと闇の勢力に『法律の便利屋』として利用されるものもでてくる」と言われていた所。うーむ、リアルだ。

先の上村教授と、「保安官もいないのに日本の市場は自由にしすぎた」というような点で共通している。但し、監視・監督できる人材の育成・供給という面を強調されていた。


 昼に東京財団でジェームズD.ケリー少将・在日米海軍司令官からの話を聞く。基地再編なども絡むデリケートな問題は、やっぱり足を運んでライブで聞くことの意味ってあると思うんですよね。

 2008年にキティホークが退役した後に予想されている原子力空母への反発を予想してか、その安全性について割と長く話していた。あと日本国内で六つの基地を管理しているのだが、自衛隊との共同使用や、三沢や佐世保など商業施設と共存している例を、これも詳しく語っていた。やっぱり厚木から空母艦載機の移転先とされている岩国市の住民投票の件が腑に落ちないのか、講演の中でも触れていた。

 横須賀の基地(ドック)は「地球規模で、現在、最もーーー、一番ーーーー、重要な基地」と言っていた。やはり補給とか修理とか政治的安定性とか、アフリカからハワイまでの重要地域を含む広い範囲をカバーすることとか、何ものにも代えがたいものなのだろう。

 あとディエゴガルシア島の基地の写真とか、在日陸軍と空軍の司令官は階級でいくと二つ星だとか、色々興味深かった。


(写真)ジェームズ.D.ケリー在日米海軍司令官

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2月6日(月)「忍ばず池」

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 回ってくるかどうかわからないけど予算委員会の質問準備。昼に秘書会の役員会を挟んで、午後はパーティー券依頼の関係で外出。ものすごく寒い。生まれて初めて上野の忍ばず池を見た。

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2月5日(日)「J-popでは恋人は死なねばならないのか」

Jポップの作詞術』(石原千秋著)という本があって、教科書会社の出している新聞か雑誌に連載されていたものを本にしたものだが、文学系の大学の先生が日本のポップスの歌詞を、懐かしい国語の授業的に(しかも上質に)解説していて面白いものだった。

 この本の中で、最近のJポップの歌詞には、去っていった恋人や過ぎていった時間(・季節・時期)のことを歌っている歌詞が多いという指摘があった。しかも、暗喩が多いがその恋人(なり大事な人)はこの世にいないパターンが多いと。

 これは一体どういう現象なのだろうか。最近では何もかも安定しすぎ恋人が亡くならない限りドラマが作れないということなのだろうか・・・・。


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2月4日(土)「モノの原価」

 「データでわかるモノの原価」という本を読んで、普段あまり知らない部分ので、へー面白いなーと。牛丼って牛肉が40円、米が65円、タレとたまねぎで40円ぐらいで合計食材原価145円なんだって。それで200円台後半で売ると、原価率が50%近くなって、かなり薄利多売の商品となる。普通の外食系だと原価率が30%ぐらいでないとやっていけないそうだ。

 ハンバーガーも原価率が40%ぐらいで利益の出ない商品だが、サイドメニューのドリンクやポテトが原価率20%なので合計で原価率30%となり、計算があうのだそうです。

 円安や原油高の影響もあって徐々に消費者物価指数が上がり、今年はデフレ脱却するらしいが、消費者のコスト指向も強力に続くだろうから、奇妙な物価動向の年になるんだろうね。

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2月3日(金)「Stuck in a Moment You Can't Get Out Of」

 この歳になると怒ることも非常に少なくなったけど、たまにはある。いわれの無い所で文句を付けられたり、喧嘩を売られたり・・。

 そうして悪い気分でいるとまた別の不幸がやってくる。面白いぐらいに良くないことが次々と起こる。悪い気分は次の悪い気分を生む。今日は国会前で長髪・金髪のベンツ親父に轢かれかけて文句を付けられて喧嘩しそうになるし・・・。ほっとけばいいのに言い返す自分が恥ずかしい。

 しかし、悪い気分になった時って抜け出すのが難しくありませんか?皆さんはどうされてます?私はランダム選曲で曲を流しながら単純作業を試みました。ビーチボーイズの曲が少し効いたような気がします。

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2月2日(木)「事件、事件」

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 Webに載せる頃には明らかになってるかもしれないが、防衛施設庁の談合・口利きの関係で、元防衛庁長官の秘書が事情聴取されたとの噂。この代議士も実力派で評価も高いが黒い噂の多かった人なので、意外と発展すれば騒ぎになるかもしれない。しかし、今回の防衛施設庁談合事件って、あまりにも単純というかシンプルな事件だ。工夫がないというか国民を舐めているというか・・・・。

 額賀防衛庁長官は三度目の辞任なるか・・。前はKSDで経済企画庁長官辞任、防衛庁談合とその後の発言で防衛庁長官辞任と、なんだか祟られているのか、何か裏があるのかしれないけど、事件起きすぎ。


 ライブドア事件追求チームは、商法改正のときにもお世話になった早稲田大学の上村達夫教授に来ていただく。上村教授の話は一年ほど前に聞いたときから変わらずに筋が通っていて、聞くと頭が洗われるような気がする。

 強引に要約すると、ライブドアなどの違法性の強い取引=グレーゾーンの取引は、法律上は規定してないからシロだが、法の趣旨や証券市場のルールからいって当然クロ!だというもの。

 株式分割による額面書き換えの期間=取引停止の期間を使っての株価操作とか、すでに一年前にベルシステム24とか色んな会社がやって問題になっていたのは周知の通り。僕の日記でも2005年の5月ぐらいに取り上げているはず。時間外取引にしても、あの当時から指摘されていたのに、今頃騒いでるのが非常に奇妙だ。それだけ、堀江逮捕というのが絵的に面白いんだろうけど。

 証券会社とか金融業界の人間って、いつからそうなったのか知らないけど、「法に書いてなきゃOK!禁止される前に儲けられるだけ儲けよう!ヤリ得だ!」、みたいなビヘイヴァーがあって、法に書いていなければシロという行政をしている限り、必ず法の抜け道をすり抜けようとする奴がでている。

 しかも、商法は大甘に改正(去年)、国が公認した上場基準大甘の博打場(べェンチャー市場)開設とくれば、そりゃグレーの取引をするわな。

 上村教授は、アメリカ型のなんでも自由タイプを目指すのならば、強力な証券取引監視委員会や司法取引、不正利益吐き出し、行政処分、クラスアクション(集団訴訟)、盗聴などの調査手法などの強力な取締りをセットにするべきで、「いや、そこまでは」というのならヨーロッパ型のほどほどの自由にしておくべきだと言われていた。

 あ、民主党も事件があったな・・・。


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2月1日(水)「軍の変革」

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 防衛研究所主催の安全保障国際シンポジウムが、談合問題で揺れる防衛施設庁のある市谷で行われた。

 基調講演が米国の元空軍参謀長、前国防分析研究所長であるラリー・ウェルチ氏による「米軍の変革」というテーマの講演、第一セッションに米国ブルッキングス研究所の上席研究員で、民主党が政権をとったら非常に重要なポジションに行くのではないかといわれているマイケル・オハンロン氏がでるので、これは見逃せない。後、韓国、英国、シンガポールなどの研究者や軍関係者の方が講演や討論をする。

 ここでの発言はチャタム・ハウス・ルールということで、発言者が特定できるような引用はできないのでランダムに内容を述べると

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 軍の変革については、一般に考えられているのとは少し違って、長い期間かけてやってきたことの延長線上にあるということ、但し最近の変革は社会情勢、政治情勢などからこれまでとは違う側面を持つと言うこと、軍の変革というのは中々進まないものであることなどが、実地を知っている参加者から語られた。

 海外の論客からは、東アジアで三つの危機シナリオ(台湾海峡、カシミール、インドネシア)が考えられ、そのときのためにも日本は憲法9条を変えて、自衛隊が海外で活動できるようにすべきだという話がでていた。まあ、日本の歴史とか深く知らない海外の人がみたら変に思うんだろう。

 あと中級国家にとっては、RMA(軍の変革)というのは、武器が非常に高価だし、訓練も難しいし、かなりの負担になるものだという話がでた。

 後半で、各国が米軍の再編にあわせてどのような動きをしているかというセッションがあったのだが、他用のため中座

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