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5月30日(月)「居酒屋談義」

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 今日の法政大講義は「選挙制度と政治資金」。かっちりした発表の後、菅さんの実体験からくる選挙制度論と資金論。中選挙区で長く闘っているので問題点を実感していたのだろう。

 中選挙区制は一選挙区に3~5人ぐらい当選するので、自民党の候補の中での争いになり、利益誘導型になりやすいことに加え、全有権者の20%ぐらいの得票で当選するので、しっかり後援会を固めた二世三世候補が有利になる。自民党は5~6期で大臣になる制度をとっていたので、そこまで15年かかるとして少なくとも35歳ぐらいまでに初当選しないと大臣を目指せなくなる。それで余計に世襲が増えると。そういう問題点を指摘していた。

 さらに野党側にも問題点があって、社会党合同の1958年選挙こそ定員の過半数を上回る候補者を社会党は立てたが、それ以降は130選挙区に各一人に近づく。これでは永遠に政権交代は起きない。こういった与党・野党両方の面から問題があったと。

 個人的には小選挙区制に対して別の考えを持っていて、イギリスで調べると「やっぱり小選挙区制って問題多いよね」というのが世界の学者の主流のようだ。小選挙区制は政権を選んで投票できて、政権の責任もはっきりしていて次の選挙のときに責任を問いやすい制度だが、少数の意見が国会の議論の場にもでてこれないというのは民主主義の原理から見たら問題ではないのかというのだ。

 日本でも実は中選挙区制のときに政権交代が起きて、小選挙区になってから政権交代が起きてないというのはパラドックスなんだよね。

 講義も7回目を終わり、慣れてきたのもあるので授業後初コンパ。メチャメチャ庶民的な店に元代表を連れて行っていいかという気もしたが、まあここじゃ学生と先生だと割り切って(というかいい加減に)GO。

 平岡秀夫先生と同じテーブルでとっくりとお話できたのだが、話もすごく興味深く、人も暖かい方でした。6月最終週ぐらいに平岡先生から政府と国会の立法過程について特別講義が予定されているので楽しみです。

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5月29日(日)「シャウト!」

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 偶然見つけて、六本木ヒルズのアカデミーヒルズ【上野直樹の声の出し方講座☆あなたの声を「声美人」に変えます。5分で声量アップ他!】(何じゃそりゃ)という講座に行ってみる。割り箸やらティッシュを使って練習するらしく怪しげだったが、結構効果があった。楽天の三木谷社長そっくりの上野さんのコーチで、理屈は説明しなかったけれども、確かに声量が大きくなり声が安定した。

 一つなるほどと思ったのは地声(表声)を出す時は息を吐くのではなくて吸い込むようにするのだということ。息を吐きながらシャウトすると喉に負担がかかり、すぐ潰れる。演歌の人が蝋燭を口の前に立てて炎をゆらさないように練習するというのもこれで納得がいく。

 前の福島英のヴォーカルスクールが音楽的なセンスを中心に解説してるとすると、こちらは筋肉トレーニングとして解説している感じ。

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5月28日(土)「市民的合意-または時間切れ寸前のゴール」

たまたま国立競技場の前を通りかかったらサッカー、東京ヴェルディVSサンフィレッチェ広島の試合がやっていた。そういえば、イギリスでサッカーの試合を見ようとしたら、大半はシーズンチケットで一般売りは少ないので、えらい苦労したことを思い出す。

 チケットも自由席なら2000円と意外と安いので入ってみる。当然ガラガラだと思って入ると、意外と入っている。とはいえ、大赤字だろうなという人数だけど。野球でもドル箱の巨人戦のTV放送権を争ってセパ交流戦みたいなことをやってるんだから、TV放送のないサッカーって球団経営はメチャクチャ厳しいらしい。

 広島といえば、五十嵐教授が財政問題かなんかの委員をやっていて、「広島カープを切るか市立交響楽団を切るか、一体、そういった基準をつくれるのか」と疑問を出していた。広島市は財政がボロボロで、球団に出している費用を削るか、交響楽団に出している費用を削るか、どちらを削るかって市民の中で合意できる基準なんてないだろうという意味。ある人にとってはカープより交響楽団が大事だし、ある人にとっては税金の使い方としてカープが最優先にきたりする。しかし、カープだけじゃなくサンフィレッチェもあったか。
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5月27日(金)「お、なんや?新橋でサラリーマンに聞きました、か?」

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用事で新橋に行ったら、なにやら地下鉄の入り口、安売りチケット屋の隣が凄い人だかり。一体誰がくるのか?小泉首相の駅前街宣(しかも地下鉄から登場)みたいなのをやるのか。

 よくみたらSPの人の顔がみな濃い。取材陣も濃い人ばかりだ。そうだ!こりゃ、来日中のルーラ・ブラジル大統領に違いない!

 少し待つと大統領登場。なぜかメチャクチャ機嫌がいいみたいで、握手に応えている。これは!と思って僕も握手。ブラジルの大統領と握手するとは不思議な気分です。

真ん中の白いスーツの白髪の人がルーラ大統領。

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5月26日(木)「異邦人」

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朝の部門会議で共謀罪について学者の人から話を聞いたが、「そもそも共謀(Conspiracy)という概念は英米法の概念で、これを採用しているのもイギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど英米系の国だけ。これを元々ドイツ・大陸系の法体系をとっている日本に持ってくること自体がおかしい」ということを話されていた。

 それと似たようなことはいくつもあって、選挙での小選挙区制をとっている国も英米、オーストラリア、カナダ、インドなど元々イギリス帝国の下にあった国ばかり。

 金融・証券・企業関係の法律も元々、ヨーロッパ型の自由も無いけど変化も無いみたいな形だったのが、バブル以降総反省でアメリカ型の「自由にやっていいけど、行き過ぎたら保安官がガンで撃つ」みたいな自由主義を無反省に入れすぎてきたのではないか。仕事だってアメリカ流のいつクビになるかわからないみたいな雇用形態が日本にあうのか。

 スイスから一時帰国している旧知の方と会う。海外で暮らしていくのも、良いところもあるが大変なところもあるようだ。

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5月25日(水)「夏の英国フェス」

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 飯田橋のブリティッシュカウンシルで英国大学院留学説明会。30人ほどで9割が女性。皆さん熱心で「留学するのに英国と米国とぢちらがいいか?」「入学願書、エッセイの書き方は?」など質問多数。「森林学科でいい大学はどこですか?」というのはさすがに答えられなかったが、後で聞くとタンザニア(!)で植林のボランティアをやってきて、本格的にそういったところで役立つ知識を学びたいということだった。日本人の若者って案外すごいね。

 ブリティッシュカウンシルのHPを見てたらイギリスの夏ロックフェスのページ発見。Vフェス(ヴァージン社が主催)ってのがあって一日目のメインがフランツ・フェルディナンド、2日目がオアシス!これでキャンプ付き2日間のチケットが110ポンド(2万2千円)っていうのは日本に比べてとても安い(全てソールドアウトだけど)。

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5月24日(火)「ビバ!ブラジル!」

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 今日も国会は無事に寝続け(体の方は無事起き上がり。完全復活)、本会議も開かれず、郵政法案の本会議趣旨説明なし。26日のブラジル大統領の来日にあわせて起き上がる(審議再開)という噂も与党側から流れているのだが、何故そうなるのかイマイチ意味が分からない。

 (途中まで来日するのがメキシコ大統領だと思ってメキシコ・ネタで書き始めていた・・・・)

 今日は民主党の躍進パーティー(出席せず)。

 明日は秘書会総会(出席せず)とイギリス留学を準備している人のための留学セミナーで講師。

 ビバ!メヒコ!ビバ!

(写真) ルイース・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領

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5月23日(月)「愛することは難しい」

今日は大学院の発表が(10分だけど)当たっているので這ってでも行かねばならない。午前中に医者に行く。前は衆議院本館の耳鼻科で観て貰えたこともあったのだけど、最近は議員専用ルールが厳しくなったのか観て貰えないので近辺の医者へ。

 花粉症の対策などで有名なお医者さんらしくて診療室にTVに出た時の画像がいっぱい張ってあった・・・・、うむむむぅ、不安だ。診察すると、「東大の院内メールでね、5月なのにねインフルエンザ再流行の兆しというのがでているので、あなたの同意を得て検査してみたと思います。オッケー!(オッケーというのがこのお医者さんの口癖)」などといいつつ、どんどん検査を進める不思議なお医者さんでした。

 今日の講義テーマは「政党」。党内民主主義について、菅さんは社会党を横でみていて、「党内民主主義が行き過ぎると良くない」と思ったそうだ。かつての社会党は党員の中から選ばれた代議員が代議員大会を開いて党首や党の役員や政策を決めていた。しかし、代議員になって大会に出てくる人は、一般の党員の傾向を代表しているのではなく、結構偏ったイデオロギー的な人がでてくることが多かった。その為に、一般の支持者の気持ちと段々はなれていった。江田三郎(江田五月参議院議員のお父さん)という当時人気のあった政治家(これは本当に人気があったらしい。江田三郎が健康の為にジューサーミキサーで作った野菜ジュースを飲んでるといったら、ミキサーがバカ売れしたという、政治家としては空前絶後の人気だったようだ)が江田ビジョンという今考えると至極真っ当な構想を出した時も、「修正主義者だ!」と言われ、結局10年後に社会党を去らねばならなかった。

 党内民主主義の行き過ぎを是正するのは、どちらかというと議員で、議員は一般に幅広い人の支持を受けることを考えるので比較的偏り無く考えられる。だから代表選挙の時なども、議員に2票、党員一支部全員でに一票というような形にした。

という話をされた。

 自分が作った政党とはいえ、自分を支えてくれる党員とはいえ、その距離の置き方は難しいものだと思いましたね。

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5月22日(日)「やっぱり寝る」

 続いて寝る。

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5月21日(土)「そのまま寝る」

 うたた寝をしたらウィルスが入ったのか喉が腫れそのまま寝て安静。

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5月20日(金)「寝る」

 郵政特別委員会の設置が本会議で決まり。一説では肉弾戦での議長の会議場への入室阻止とか言われていたけど、30数分遅れで共産党を除く野党欠席のまま可決。

 来週から寝る(審議拒否)になるらしいが、いつまで持ちこたえられるのだろうか。一度寝ると、起き上がる(審議再開)タイミング(理由付け)が難しい。一説では竹中大臣の不信任案提出という説もあるが、これはこの国会最後の弾という気もするのだが・・・・。どうなんでしょう。

 確かに、この郵政法案の提出のされ方には問題が多いけど(下記、民主党国対作成文書参照)、テクニカルすぎて一般に理解を得られるのか不安だ。

 「郵政民営化関連法案の審議するに当たり、法案提出に関して重大な瑕疵があり、特に以下の点を明確にすることが欠かせない」

1.中央省庁党改革基本法33条1項6号の問題
・本法第一条には「この法律は行政改革会議の最終報告の趣旨にのっとって・・・」と定められており、道最終報告では「新たな公社とすることにより・・民営化党の見直しは行わない(国営)」とされ、それを受け本方33条1項6号で「民営化党の見直しは行わないものとすること」とされている。
・この文言が盛り込まれた理由は、新型公社化が民営化への道筋になるとの懸念を払拭するためというのは当時の政府答弁等からも明白であり、民営化を行うのであれば本法の修正法案を合わせて提出するのが当然。

2.政府与党合意に基づく修正を前提とした法案
・4月25日になされた政府与党合意の内容は、ほとんど法案には盛り込まれていない。
・例えば、基金について1兆円に達するまでの積み立て義務は法案で定められているが、2兆円まで継続可能との政府与党合意は法案では定められていない。
・また株式の持合を可能とすることも定められていない。

3.多数の政省令にゆだねられている点
・関連6法案の全条文の中で、政省令が出てくる箇所は234箇所と膨大で、その多くが政令(省令)で定めるとされている。
・例えば、議論の大きな焦点である郵便局の設置基準は総務省令でまた郵便貯金銀行と郵便保険会社の貯入限度額は政令で定めるとされている。

4.条文ミスの問題
・郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案において、改正漏れがあり(地方公営企業法89条3項)。

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5月19日(木)「レビン教授」

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 来日中のドミニク・レビン教授を迎えてLSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)の同窓会。レビン教授は帝国主義の研究、特にロシア・ソ連の帝国主義研究で有名。僕も比較政治のコースで一コマ授業を受けたことがある。

 「今日、Mr.オカダに会ってきたよ」と言うので驚いたが、どうやら岡田代表がレビン教授の本を読んでいて、中国、ロシアに関する政策を考えるのに意見を聞きたかったらしい。しかし、レビン教授の代表作『帝国主義(エンパイア)』って腰が抜けるぐらい分厚い本なんだけど・・・さすが勉強熱心な岡田代表。「Mr.オカダは非常にインテレクチャル(知的)だ」と言っていたのが印象的だった。

 外務省改革や特殊法人改革の関係で有名な奥様(日本人)や国連にお勤めの山本一太先生の奥様(実は同郷人)、東大西洋史学の院生の皆さん、金融庁、投資銀行の方、元政調の方などが参加されていて(民主党に対する世間の厳しーい見方も聞き)色々勉強になりました.

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5月18日(水)「革命的半袖宣言」

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企業の方、大使館関係、マスコミ関係の方が集まった不思議な飲み会に誘われて出席。たまにこういうのに出ると事件の背景とかが良く分かって面白い。○○先生は「おむちゅ」プレイが好きとか(書いていて恥ずかしい)、そういう危ない話も色々聞いたはずなんだけど酔っ払っていて覚えていない(実は酒に弱い)。

 一つだけ鮮明に覚えているのが、一億円問題などでかつて程の威力の無い某最大派閥の総会で、6月から衆議院がノーネクタイになることに関して、「半ズボンはいいのか?」という議題について30分ほど話し合っていたという話。むうぅぅ。

 衆院、来月からノーネクタイ…本会議除き
 衆院議院運営委員会の川崎二郎委員長は17日の理事会で、6月から4か月間、国会内で本会議時を除き、上着とネクタイ、議員バッジを着用しないことを認めるよう提案した。
 地球温暖化対策として院内の冷房温度を28度に設定する代わりに、軽装を奨励するものだ。与野党は大筋で合意しており、24日の同理事会で正式に決まる見通しだ。
 衆院は、議員バッジの代わりに、顔写真入り身分証明書を交付する。本会議では従来通り、議員バッジと上着、ネクタイを着用するとしている。衆院議員は衆院規則などに基づき、上着やネクタイなどの着用が事実上義務付けられている。一方、参院議院運営委員会も17日の理事会で軽装について検討に入ったが、「衆院の考え方にこだわらず、独自の対応をすべきだ」などの意見が相次いだ。夏の服装をめぐり、衆参の対応が分かれる可能性がある。
 政府は6月から9月まで、ノーネクタイなどの軽装で公務を行うことをすでに決めている。

 というわけで来月からノータイ姿になりそうだが、はて?どんな格好をしたらいいやら。

 当然皆、羽田孜先生の省エネルックを思い出すようで、羽田事務所には取材が殺到しているらしい。

 以前、羽田先生の秘書さんに思い切って

 「やっぱり、あの・・、その・・・、例のほら、あの半そでのスーツを秘書さんも着ないといけないんですか?」

 と聞いたことがある。

「地元で3着作ったよ」とクールに回答いただき、心の中でのけぞったものだが、今年はその半そでスーツも大脚光をあびることになるのかと思うと(他人事ながら)少し嬉しい。


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5月17日(火)「前例」

 郵政の特別委員会の設置を19日の本会議でかけるかどうかで攻防。このままでいけば19日に野党欠席でも本会議で設置を決定する勢い。野党側は委員を出さないという手段で対抗するかもしれないが、聞くところによると委員長の職権で指名できるそうなので、もしかしたら特別委員会の委員全員が与党なんてことも・・・ないか。

 過去には一週間ぐらい時間を取った前例もあるそうだが、それも破れないことはないらしく、さっさと委員が決まり審議がはじまるかもしれません。

 って、あんまり皆さん興味ないよね?

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5月16日(月)「生徒間の政と官」

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 法政大学大学院の今日の講義テーマは「政治的任用(ポリティカル・アポインティ)」について。政治的任用というとアメリカが有名で、上級官僚については政権が任命し、政権が変わると約3000人が変わるといわれている。

 政治に対する官僚の力の強さをセーブする手法として日本でも注目されており、民主党もマニフェストで上級幹部職の政治的任用を謳っている。

 政権政党の考え方に近い人を局長などに任命して政策がスムーズに行われるようにするというのは、確かに一考の価値のある方法だ。

 ただ議論を聞いていて、政治的任用については①公務員制度の問題②民間人を入れるか否か③官僚の専門性に対してどのように政治の優位性を確保するか④政と官の仕切り(関係)をどのようにするか、などの問題がごちゃまぜになっていて、これらを切り分けて考えないと、「何でもかんでも民間人がいい」みたいな小泉政権みたいな話になり、本質から外れる。

 アメリカで財務省の役人とあったときも、イギリスで外務省の役人と会ったときも、実は日本の官僚の人と同じ匂いがして、つまり「政治家なんてよ~バカだから俺達がやってやらにゃならんのだよ。わかるチミ?」みたいな自信と気負いとちょっぴりの勘違いというのが混じった態度であって、官僚というのはアメリカもイギリスも日本も結構同じなのではないかと実感的には思うのだけどどうだろう?

 つまり、一つのことを継続的にやっている専門性は絶対に必要なものだし、そうかといって専門性の壁に阻まれて、薬害エイズみたいな事件を起こさせてもダメだし、単に民間人を入れたり政治家が沢山官庁に入っていったりする政治的任用だけで解決する問題ではない。

 元大蔵官僚で内閣法制局審議官も勤めた平岡秀夫議員にその辺りのことも突っ込んでみようと思って話を振ったのだけど、平岡議員は「官僚といってもキャリアと呼ばれる人達とノンキャリアと呼ばれる人達がいて、キャリアは人事異動で数年で変わるけれども、ノンキャリアの人はその仕事をずっと専門的にやっている。そうした専門性と継続性というのに政治が対抗するには、シンクタンクの構想などでも同じような形を取り入れてやるしかないのではないか」という指摘をしていて、むうう・・・さすが実地の経験のある人の意見というのは、鋭く他の人では気付かない視点をもっていると敬服。


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5月15日(日)「春のそとここ」

 寒暖の差が激しすぎる~。体調不良。最近、運動しているせいか体力があるので寝れば直るんだけど、それにしても寒い。5月なのに!

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5月14日(土)「二人のしんちゃん」

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 聞くところによると自民党議員って本音では小泉首相の次は安部しんちゃんでいいと思っているらしい。考えてみれば支持率一桁の森政権でも選挙に負けなかったんだから誰でもいいようなもんだが、選挙を控えた議員心理というのは少しでも有利な条件で戦いたいものらしい。

 石原しんちゃんの中西一善の選挙区で首相含みで出馬説も亀○氏がこのままでは影響力がなくなることを懸念しての彼一流のブラフだという解説をする人がいる。

 次はしんちゃんか。民主党はどうなるんだろうね。

 そういえば、金丸信を「金くれよんしんちゃん」として書いていた小林よしのりの漫画があったなぁ。今の人は金丸信なんてしらないかもしれないけど。一時は影の総理、名宰相と呼ばれていました。

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5月13日(金)「荒れる五十代-いま国会は」

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 会社法の質疑の受け持分が終わった。与党側は今日で採決したかったのだが、17日も審議することになり延期。但し、午前中の委員会で可決し、その日1時からの本会議に緊急上程する。

 とにかく、ややこしい法案は18日までに終わらせることというのが自民党側の至上命題らしくて、お陰で(?)900条、関連条文などを入れると5000ページという会社法が30時間ばかりの審議で通過してしまった。1時間当たり30条という世界にも例を見ないスピード審議。その代わりと言ってはなんだけど、要求していた修正項目の7つぐらいのうち、根本的なところで3つ修正させたので、これは最近にないヒットといえる。というか、こんな修正ができるということは、ちゃんと考えて法律を出してないのか・・・・不安だ。

 与党が18日までにややこしい法案を終わらせるのを至上命題としているというのは、18日から国会が荒れる、つまりいよいよ郵政の議論が始まるから。審議時間も前の公社化の審議時間を考えると衆議院50時間、参議院30時間以上は取るだろうから会期延長は必至(延長が無ければ会期は6月19日まで)。与党議員は「盆まで予定入れるな」と言われているらしい。おえー、8月のクソ暑いときまで郵政の訳の分からない議論するのかー。

 もはや骨抜き骨抜きで新聞記者でさえ内容が理解できない、分かっているのは荒井広幸らの民営化反対議員だけというような、単に小泉のメンツだけでやっているような法案に皆付き合うことになるのか。

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5月12日(水)「役所の地下は仮眠室」

 今朝も、厚生労働との合同部会で怒鳴りつけられていたけど、まぁそれはそれなりの理由があるんだが、それはそれとして、こうした場所に出てきて政治家の集中砲火を浴びて、基本的にはうまく切り返さなければならない官僚というのは大変だと思う。

 「官僚と医師はなぜ同じ過ちを犯すのか」河辺 啓二.(主婦の友社)という農林省に10年勤めた後、東大理Ⅲに入りなおして医師になった人の本があり、医師と官僚の類似点を書いていて面白い。

 「東大医学部からは、ときどき行政に進むものがいる。しかし、私の同期には一人もいない。私が『役人なんて、バカな政治家にアゴで使われてツマラナイものだ、だから私は官僚を辞めたんだ』と宣伝(?)したためだろうか。」

 この辺りは本音でしょうね。これは何も政治家がバカだといってるのではなく、選挙で当選して政治家になることとその人が優秀であるかどうかは、実はあまり関連性がないからだ(同様に国家公務員試験に合格するのとその人が優秀であるかということも、思っているほどは関連性がない)。

 本当に考えてみたら、セクショナリズムとか硬直性とかはあるにしろ、官僚の仕事の大きな部分は国会対応だったりする。延々と庁舎内での国会待機や深夜に及ぶ答弁つくり・・・・。

 今や天下り先も減ってきて、仕事に付随するうまみも減ってきて、訳の分からない政治家に付き合って、残業は多いわ、仕事に意義は見出せないわで、やっている人はかなり可哀想な面もある。

 昨日の浅野宮城県知事の話の中でも、「補助金の廃止に対して霞ヶ関の官僚達は「失業する」という恐怖をもっている。そうじゃなくて、そんなくだらないことをやり理続けるんじゃなくて、国際化の中で新しい仕事にもっと移っていかないといけない、という風に説得しなければならないのではないか」と言っていた。

 確かに菅直人の「大臣」や水野清の著作で、「官僚ってこんなひどいのか」と僕らは大ショックを受けた。しかし、今はそれより先に進まなければならないのじゃないか。


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5月11日(水)「警察の裏は知事室」

 党の規制改革調査会で浅野史郎宮城県知事に来ていただく。テーマは「地方自治体からみた規制改革について」。

 補助金と法定受託事務の話も非常に面白かったのだが(浅野知事の話はいつも面白い)、ホットなのは警察の裏金疑惑の話で、今日話を聞くまで知らなかったのだが、各都道府県の警察の長って国家公務員なんだってね。それ以外にもトップから4~5人が国家公安委員長から任命される国家公務員で、彼らが職員の採用権を持っていて、人件費は県が持つという構造になっているらしい。それで知事と県警トップが喧嘩になったりするわけだ。

 浅野知事が元北海道警察職員で実名告発した原田さんと会って聞いた話では、「警察には金で情報を買う文化はない。情報は被害者から取るのがほとんど」だそうで捜査報償費はほぼ100%裏金つくりに使われているという。しかも現場の職員には回ってさえいない。トップが大嘘をついていて、第一線で働いている金も回ってこずにウソの伝票を書かされたりしている職員の気持ちはどういうものだろうか。

 行政のトップの話っていうのはやっぱり面白いな。明日は4年間で勇退する穂坂邦夫・志木市長が来られる。小学校での小人数クラスの導入や、一般市民へ業務委託など、アイデア市長として知られ、市職員の大幅削減にも着手した人。楽しみです。

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5月10日(火)「政党論」

 授業の関係で政党について書いた本を探すが、意外とこれが無い(日本語では)。憲法改正論議でも「政党」を憲法に書き入れるべきだという意見が根強いが、一体「政党って何なんだ」と問われると答えに窮するような代物ですな。
 
 時代によってその形が変わっていくし、学問になりにくいのか。いや、海外ではピ-ター・メイヤー教授とか異常天才サルトーリ教授とかいっぱいいるんだけど、日本ではマーケットが狭いのか。

 以前、東大の学部生に「政党について調べて論文を書きたいが、先生に『その論文を審査できる人がいないからやめなさい』と言われた。でもやりたいので、海外文献でもいいから教えてくれ」と言われたことがあったが、日本の学問の程度はその程度なのか。

 これだけ毎日、新聞やテレビにでてきて社会的影響もある「政党」ってものは一体何なんでしょうね。


・政党-現代政治学叢書 13、岡沢憲芙、東京大学出版会、1988.7、2100円-多くの大学・大学院などで使われているスタンダードな本
・現代政党学 : 政党システム論の分析枠組み、G.サルトーリ、早稲田大学出版部、2000.9、3800円-この分野の世界的な第一人者である学者による総合書
・戦後政治の軌跡―自民党システムの形成と変容、蒲島 郁夫、岩波書店、2004.6、3,990円-自民党政治を丁寧に解説した本
・現代の政党と選挙有斐閣アルマSpecialized、川人貞史,吉野孝,平野浩,加藤淳子、2001.2、1890 円-若手の学者による総合的な解説書
・「90年連合/緑の党の「底辺民主主義的」組織と近年の改革動向<短報>」レファレンス646、国立国会図書館調査及び立法考査局、2005.2
・「主要政党の変遷と国会内勢力の推移(資料)」レファレンス651、国立国会図書館調査及び立法考査局、2005.4
・「韓国の政党・政治資金制度」レファレンス646、国立国会図書館調査及び立法考査局、2005.1
・政治献金 : 実態と論理、賀純一郎、岩波新書、2004.5、735円-政治資金から見た労作

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5月9日(月)「After Quake」

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 先の補選の反省をする1~3回生を集めた総会が開かれた(出てない)。国会運営や政策も含んだ熱い意見(批判)が噴出したようだ。なんだか発言した人の名前を聞いていると、あれも自由党系、この人も自由党系という感じで、これって示し合わせて発言するようになってるのとちゃうかという気がしなくもないが、・・・勘違いだろうか。 
 側近M先生の、(年金に関する)特別委員会をつくって与野党で話し合ってるのは地元(選挙区)で評判が悪く、あれでは戦えないという趣旨の発言も、親分の意見に近すぎて奇妙な感じがする。


 菅さんの授業は4週目。内容は「政治任用」の予定だったが、発表者のレジメがかなりテーマからずれていたので、もっと後でやる予定になっていた「情報公開」の話に急遽変更。

 大学院生の授業での発表のやり方、特に指定文献があるときの発表の仕方が違っているで、でしゃばりかと思ったが途中で演壇を奪って説明。日本の大学とか大学院とかは勉強の仕方や発表のやり方を実はほとんど教えない。

 もともと大学教授なんていいうのは多かれ少なかれ天才肌(かオタクの)人が多いから、その教え方ときたら長嶋や王が少年に野球を教えるようなもので、「え、打ち方?来たボールに向かってまっすぐバットを振るんだよ、いいかい坊や」みたいな(天才にしか分からない)いい加減なものだ。

 それじゃまずいだろということで、欧米の大学院は1年や2年なりで、フツーの学生でもある程度スキルを身につけられるように、研究方法(メソッド)や研究手法などに熱心な所が多い。それに比べたら日本の高等教育は無いに等しい。学生もせっかくお金を払って勉強しに来ているのだから、「早く、安く、よく身に付く」教育を求めるのは当然だと思う。

 授業は、今回から質問や討議の時間を長くしたのでより緊張感のある面白い展開に。菅さんの「しゃべるすぎると昨日の報道みたいにそこだけ取り上げられるんだけどね」と言ったところで学生皆爆笑。


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5月8日(日)「天皇の戦争責任」

 先日、大杉一雄『真珠湾への道』(講談社)を読んでいて憲法に関して驚いたことがいくつかあった。一つは明治憲法は立憲君主制の憲法だと思っていたが、実は(法文上も実態的にも)親政だったということ。

大日本国憲法
 第一条 大日本帝国は万世一系の天皇之を統治す
 第三条 天皇は神聖にして侵すべからず
 第四条 天皇は国家の元首にして統治権を総攬しこの憲法の条規により之を行う
 第十一条 天皇は陸海軍を統帥す

 こんなに明確に書いてあるのに何故わからなかったのだろう。教科書で教えられた観念が頭に染み付いていたのか。

 実質的に昭和天皇が親政的に行動した顕著な例だけでも、田中義一内閣更迭、2・26事件鎮圧、張鼓峰事件出兵阻止、阿部内閣の陸相指名、ポツダム宣言受諾などが挙げられる。さらには主要閣僚の念書を徴したり、阿部内閣の外務省東亜局長更迭を指示したこともある。

 と、いうことは、首相や側近が輔弼していたとはいえ、実質的な決定権があり、会社でいうと「大日本帝国株式会社の代表権のない名誉会長」というより、「しっかりと代表権のある実質的な社長」だった。

 戦後、天皇の戦争責任を回避する為に、学問的にも報道的にも、この辺りの事実がウヤムヤにされたに違いない(ついでながら、天皇=無罪とするために憲法9条とバーターしたという説も有力である)。

 たまたま、このことを考えていたら菅直人の「天皇は退位すべきだった」発言がニュースで報じられたが、歴史を知っている人なら当然の事をいっているにすぎないのに、何故これが大々的に報じられるのか分からない。事情をよく知らない記者が飛びついたのか。

 これらを考えると、去年からやり始めた明治憲法の研究での理解は間違っていたようだ。

 これまで明治憲法の条文と生成期のことに注目していたけれども、明治憲法は、明治初期の元勲が取り仕切っていた時期、明治憲法下でも議院内閣制的運用がされていた大正デモクラシーの時期、軍部が台頭し戦争に突入していった昭和期と少なくとも三つの時期に分けて見なければ、その実態が分からない。


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5月7日(土)「PAF」

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前に拾ったギターが段々いとおしくなってきたのでとうとうピックアップ(弦の振動を電気信号に変える装置)を取り付けることを決意。ペグ(弦を巻きつける装置)をつけてもらったミュージックランドKEY渋谷店のリペアマンの兄さんに相談に行く。あまり高いピックアップにすると新品で買った方が安い値段になってしまうし、高くなくていい音のでるピックアップを付けたい、どうするべきか。

 最近、おっさん世代が再びギターに目覚めて、若かりしころに買えなかった海外もののギターを買ったりするので、ヴィンテージ・ギターの値段が高騰していたりするが、その気持ちは分かる。

 僕が少年の頃、ディマジオという会社のPAF(パフ)というピックアップが発売されて、それはギブソンの58年~60年ぐらいの間に生産された、いわゆるオールド・ヴィンテージ・ギターに搭載されていたPAF(patent applied for:特許出願中)というピックアップを再現したものなのだけど、これに対する憧れといったらない。中学生ぐらいの時、憧れの女の子の名前をノートに書くだけで幸せな気分になったりするが(しないか)、それと同じで「PAF」と書くだけで、デュアン・オールマンやジミー・ペイジのような甘いとろけるような音を想像して夢心地になったものである。

 どうせピックアップをつけるなら憧れのPAF。ほとんど憧れの君とデートできるようなものである(情けない)。リペアマンに聞くとディマジオのPAFは癖が強いので本物のPAFっぽい音ではないとのこと。より素直で本物に近いセイモア・ダンカンのPAFとその電気的レベルを上げた(PAFは昔のピックアップなので音圧が低い)PAF-Proを推薦されて、フロントとリアにそれぞれ搭載することに。

 出来上がったきた音を聞くと・・・・・。うーむ、とろけるようないい音。たまらん。リペアマンのお兄さんが弦高やネックを調整してくれたのもあってものすごく弾きやすくなっている。さすがプロや。

 と、興味のない方には全く分からない話でしたね。申し訳ありません・・・。


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5月6日(金)「ブレア三連勝」

 英労働党ブレア三選。労働党のホームページやマニフェストって、個人の属性を入力するとそれに関係したマニフェストの部分がでてきたり、郵便番号を入れると地域の労働党の情報が出てきたり、工夫されてるね。

 英総選挙は5日午後10時(日本時間6日午前6時)に投票が終了した。
 英BBC放送は投票終了直後、与党・労働党が全野党に66議席の差をつけ、総選挙3連勝を達成するとの出口調査の見通しを報じた。
 解散時の与野党の議席差は161だった。


これもすばらしい。カーディガンじゃなかったガーディアンのHP(Thanks toKT)

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5月5日(木)「官僚制part2」

 日中や日米戦争に突入していった経緯をみると、軍人と政治家の迷走が主役だが、官僚は表立って出てこない。官僚は権限の拡大ぐらいはするかもしれないが、国を滅ぼすような大誤算をやってしまうのはやっぱり政治家ではないだろうか(近衛とか)。来週の菅さんの講義は「政治任用」がテーマだが、本当に官僚制が悪いのか疑問がある。

 某官僚のKさんも、「組織の長として大臣が、立法機関として国会がどのようなことができるのかをあわせて整理しないといけないのでは」と指摘されていたが、全くそのとおりだと思う。

 イギリス労働党だと、政権をとった途端に政策部門も含めて党の組織がまるごと首相官邸に移動するような感じだが、果たして日本の政党がそれをできるだけのものになっているかというと疑問を持たざるを得ない。

 イギリスの場合、党が伝統もありしかっりしているし、それをサポートするシンクタンクなんかも充実しているので議員が100人ぐらい官僚機構の中に入っていっても十分やっていけるんだろうけど、日本のように伝統もなければ規律もイマイチ、経験も浅い議員が機構の中に入っていって、国民主権を実現できるようにコントロールすることができるのだろうか。

 具体的にどういう人を政治任用するのか。どのように活用するのか。そういうことをある程度、わかるように提示しなければ政権は遠い。

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5月4日(木)「マニアック・ラヴ」

 北博昭、『二・二六事件全検証』(朝日新聞社)、大杉一雄、『真珠湾への道』(講談社)読む。どちらも資料がしっかりしていて為になる。最近の中国の反日暴動とか居留民保護の名目で動いた当時の世相と似ていて改めて色々考えさせられる。EUや東アジア共同体構想だって、戦前のブロック経済体制とどうしても似ているしね。

 上の本も面白かったが、最近一番ぶっ飛んだのがチャック近藤、『全曲解明!!ビートルズサウンズ大研究〈上〉〈下〉』六本木キャバーンクラブでビートルズナンバーを9年半、20万回演奏した著者による全曲解説。ビートルズってこんなところに隠し味があったのかと思わず全曲聴きなおしてしまう驚きの本。マニアはやっぱり凄い。


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5月3日(火)「5月5日はイギリス総選挙の投票日」


 です。イラク問題でつまづいたブレア労働党。どんな投票結果がでるのか興味しんしん。「フセインは45分以内で英国を攻撃する大量破壊兵器を持っている」と偽ったブレアも信用できないけど、保守党も魅力なし。労働、保守両党に魅力が無い時に消去法的にどのような判断を英国民はするのだろうか。日本にも参考になると思う。

 大勢判明は日本時間の六日朝。

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5月2日(月)「明日は憲法記念日」

 明日、憲政記念館で憲法関係のイベントがあります。市民版憲法調査会の最近の動きが平和運動に偏ってきて左翼先祖帰りみたいな感じがするので遠ざかってましたが、憲法問題が国会でだけ盛り上がっているのに対し国民/市民の議論の受け皿がほとんどないという現状を考えると、貴重/重要なポジションにあるのではないでしょうか。

 残念ながら私自身は所要のため、明日はいけませんが・・・。

主催 市民版憲法調査会 フォーラム平和・人権・環境
日時: 2005年5月3日(祝日、火) 午後1:00~5:00
場所: 憲政記念館

■講演■(1:05~1:55)
①「『アジア憲法』策定を構想するために」(30分) 五十嵐敬喜(法政大学教授・立法学)
②「憲法改正と国民投票」(20分)枝野幸男(衆議院議員・民主党憲法調査会長)

■パネルディスカッション1■(2:00~3:40) 「『平和基本法』を再考する」(100分)
提案:「安全保障基本法"私案"」(15分)平岡秀夫(衆議院議員・元内閣法制局参事官)
進行: 五百蔵洋一(「市民版憲法調査会」世話人・弁護士)
パネラー: 前田哲男(東京国際大学教授) 阿部知子(衆議院議員・社民党政審会長)平岡秀夫
― 休憩(10分)―
■パネルディスカッション2■(3:50~4:50) 「"平和を希求する"道を探るために」(60分)
進行: 高野孟(「インサイダー」編集長)
パネラー:> 筑紫哲也(ジャーナリスト) 斉藤駿(「カタログハウス」・代表)下村満子(経済同友会・憲法問題調査会副委員長)
■閉会挨拶■ 江橋崇(「フォーラム平和・人権・環境」代表・法政大学教授)


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5月1日(日)「I'll be back」

 大阪から京都を経由して東京に。

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4月30日(土)「ご利益とプロフィット」

 曽祖父・粂太郎の50回忌の法要。読経の後、お坊さんから講和があり、「焼香の時、香を拝む人がいらっしゃいますけど、香自体は尊いものでもないのでないので拝まなくていいですよ」という話から、実は宗教というのは、あの世のことを願うというより随分現世的だという話になった。

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 仏壇に供える花も、仏に向けられているのではなく会席者に向けられているし、お供え物も、すぐに下げえられて皆に振舞われる。法要も死んだ人の霊を慰めるというより、物故者の縁を契機にして、縁者が仏の教えを思いだそうという意味らしい。

 よく、「ご利益(りやく)がある」「功徳がある」などとと使われている「ご利益」「功徳」という言葉も、本来の意味から違うという。本来は、普通の人には行うのが難しい、仏の行いのことを「ご利益」「功徳」という。

 昔、青函連絡船が事故で沈没した時に、松原という禅の偉い学者の坊さんがその船に乗るはずだった。しかし、急な事情が出来て、その船を直前にキャンセルした。事故後、周りの人は、「あんた仏さんをよく拝んでるから、ご利益(ごりやく)があったんですな」と口々に言ったが、それを聞いて松原という坊さんは烈火のごとく怒る。

 「なんということを言うか。ご利益というのは、誰かあの船に乗るはずだった人の切符を私が買って、その人の代わりに私が死ぬことだ。船が沈没して、波間に漂っている時に、掴まっていた浮き輪を溺れかけている母子に渡して自分は沈んでいった(乗船していた)あのイギリス人青年神父の行いこそ、ご利益だ」

 日経新聞で「働くということ2005 -ホリエ世代 自由と焦燥-下積み「想定外」」という記事がでていたが、最近の「若い時にスキルを身に付けて、プロフィットを最大にして、2、3年で会社を替わって・・・」という風潮っていうのは一体どうかと思う。もちろん会社が頼りなくなってすぐクビにしたり潰れたりするのが問題なのだろうけど、ご利益(りやく)から利益(りえき)に変わった社会というのは薄っぺらでつまらんものだ。


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