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1月27日(木)「真実は何処に?」

 法務部門会議でクルド系トルコ人で難民認定を求めていた人を国外退去にする判決がでた件で法務省からヒヤリング。国連難民高等弁務官事務所が難民と認定したのを日本が国外退去を命ずると言うんだから穏当ではないんだけど、法務省側の言い分を聞いてると、それもそうかなという所もある。

 もう一件。大分県佐伯市の大入島での埋め立てに関して、25日に県側が工事を強制着工、反対する漁民側がクレーンのワイヤに掴まるなど流血騒ぎ直前の緊迫した状況になっている。どうも工事自体は、工事による少しの地元に対する経済効果と多大な環境破壊とトータルでみる経済合理性のなさなど諫早湾干拓とかなり似た話だ。新聞によると反対運動で工事着工が2年も3年も延びているので、国のほうから「期末までに着工できなければ補助金を返還せよ」と言われた為に強行したということだが、政府側は行政手続法の問題で県側が自主的に着工したんだろうという。

 いずれにしても、両方言い分があって双方聞いてると、独自の調査機関を持たない政治部門はどちらが正しいのかわかりずらい。ただ、双方の件に関して大きいのは、行政訴訟で国側が勝ち、個人・住民側が負けていることだ。

 日本では行政訴訟の数が、フランス12万、ドイツ19万、アメリカ3万、少ないイギリスは4千比べても年間2014件(2000年度)と極端に少ないうえに、勝訴率が10%とこれまた行政に勝てる見込みが極端に少ない。これをみてると、「おいおい、本当に日本って行政にそんな誤りがないのかよ」と思うが、どうなんだろうか。真実をある程度判断する裁判所が信頼できないとなると、真実は何処に?

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1月26日(水)「お仕事です」

 平成16年度の補正予算を審議する予算委員会が始まる。今日は主旨を政府側が説明、5分で終了。明日と明後日の二日間衆議院で審議が行われる。二日間しかないから、絶対質問にあたらないと思っていたのにあたってしまった・・・・。質問作りに励む。

 補正予算は総額4兆円あまり、平成16年度の予算を組んだ時に想定してなかった歳入があったり歳出があったものに対して、平たく言うと訂正を行うもの。20日の日記にも書いたけど、主なものは税収が予想外に上がった為の歳入増と新潟地震などの災害による歳出増。

 まあ結構なことかとその時は思ったのだけど、中身を詳細に調べると何だか変なものもいっぱいあるんだよな。

 震災が起こって随分たった今頃、15億でヘリを買ったり、2億で赤外線スコープを買ったり、関東近辺に配備するベンツ製緊急車両を買ったり、オートバイ310台買ったり、噂に聞く所によると災害が起こらないと装備が新しくならないそうで、震災を奇禍として日ごろ欲しかった装備を新しくしようとしているようにも見える。というか、普段の通常予算で手当てしてなかったのかよ、という逆の怖さもある。作業服なんか神戸の震災以来買ってもらえてなくてボロボロでつぎはぎをして使っているものもあるそうだ・・・・。

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1月25日(火)「まぁ、そのぉ」

 午前中、参議院で本会議。午後、衆議院で昨日ゴタゴタで飛んだ小宮山洋子議員の代表質問を追加して衆議院本会議。体がまだ国会開会中に慣れん。

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1月24日(月)「今日から、明日から」

 おっと通常国会、代表質問一発目から止まった。

 個人的には議員間の人間関係が透けて見えるというか、生方議員が一回目の話し合いを終わって帰ってきたら、岡田代表らが「違うよ、再質問じゃない、首相の再答弁だよっ!」といって(いるように見えた)もう一回話し合いに行かせたり、小沢先生が「やれっやれっ」とけしかけていたり「違うよ子の野郎」といっていたり(セリフは想像です)、八呂国対委員長が菅前代表になんか言われて困っていたり、力関係が見えて興味深かった。

 小泉首相の答弁も答弁だけど、あれで退出したのが良かったのかどうかはわからない。TVのニュースなんかでは退出したところがかなり写っていたようだし、あれがなければもっと首相の「えーーっ」というような答弁に時間が割かれていただろうし。

 ま、去年が年金未納問題がでてくるまで「ベタ凪国会」であったみたいに、これが最初で最後の国会の対決山場になるかもしれんしな・・・・。

 とにかく議会の中に入ると、ちょっと異常な精神状態になるのは確かだ。世間からどう見られているかよりも、目の前の敵を倒すということに必死になる。これは動物的な本能なのかもしれん。普段は温厚な議員だってやじりだしたりするものね。

 一般の感じ方や感情からはややもすると離れてしまう。これで余計に世間から、「国会は分かりにくい」、「何やってんだ」とみられることになる。

 今回だって民主党が議場を後にしたことで、何か異常な事態が起こっているかはわかるけど、「小泉さんの答弁がひど過ぎるから」と一般の人が思い至るまで、ワンクッションあり、印象にのこるのは議場をでるシーンだけになるのではないか。

 議会内での温度と世間の見方を調整する人、それをスムーズに通訳・翻訳する役割っていうのは必要だと思うんだけど。

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1月23日(日)「Children's Crusade」

 朝(10:30)から、子ども、NEET関係のフォーラムに参加。

  『少子化・ニートを解く鍵は子ども参加にある!?』 「子どもの参画」連続 フォーラム
 子どもとともに社会を楽しく変えていく ~ヨーロッパと日本の子ども参加へのまなざし~
 
 第1部・基調講演 「(仮)知られざるヨーロッパの新しい青年政策のながれ」~主体的な社会への参加経験と"NEET"~
  宮本みち子氏  千葉大学教授・社会学博士
 第2部・分 散 会: (A):行政の施策・事業+子どもの参加=??? ~行政マンに「子どもの参加」を提案する理由~
  荒牧 重人 氏 山梨学院大学・法科大学院 教授、 松崎 頼行 氏 埼玉県鶴ヶ島市教育委員会 教育長
  (B):子ども参加失敗学のススメ~サンバ☆ビバ☆参加
VOICE・ユースメンバー、 安部 芳絵氏 早稲田大学・第一文学部・教育学専攻助手
 
 知人に薦められていってみる気になったのだが、(第一部しか居られなかったが)非常に興味深かった。


 NEETという言葉は90年代のイギリスで出てきた言葉らしくて、最近の日本で使われているような主に労働(失業)の観点からだけみているものではなくて、「景気がよくなって若年失業が減っても、それでも社会にかかわれない若者が居るだろう」というSocial Exclusion(社会的排除)の問題として捉えているところがに日本とEUでえらく違う。

 Social Exclusion(社会的排除)という言葉はヨーロッパの社会や政策、これからの世界を考える場合キーワードになる言葉だ。

 そして、「若者の意思決定への参画(シティズンシップ政策)」ということを真面目に考えている点がまた特徴的だ。

 日本の政策が高齢者に偏っていて、子ども・若者への政策がまるでなってないのは、極端に言って「票をもっていないから」。子どもは保護されるものとされ、誰もその言うことなんて聞いちゃいない。

 これをヨーロッパでは「保護の対象」から「対等の関係」に変えつつある。スェーデンでは青年大臣をおき、26歳の人がなっているそうだ(多分この人)。イギリスでも最近、青年大臣を置いたそうだし、それに比べると、制度や政治だけじゃないけど日本では若者や子どもに対してやるべきことはいっぱいあるなぁ。

 宮本教授が放送大学大学院の「比較文化研究」でスェーデンなどを訪問して作ったプログラム(編集中のもの)を見せてもらいましたが、スェーデンの実験や関係者の話など非常に面白かったです。今後放送されるようですが、若者問題に関心のある方は是非ご覧になってください。


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1月22日(土)「大工の六さん」

 う、行ってしまったスティング武道館。背も高いし、53歳にもなるのにますますカッコいい。腰フリフリで踊ってたりしてなかなか元気だ。一説には高音が出ないので演らないのではないかと言われていた「セット・ゼム・フリー」もやるし、懐かしのポリス「孤独のメッセージ」なんかもやるし。ポリス時代の曲をやると会場が一挙に盛り上がる。

 スティングはおちゃらけた側面と真面目な側面があるようで、ソロになってからはおちゃらけが少なくなって、それに伴い良い曲が1アルバムに2曲ぐらいになってきたので最近遠ざかっていた。

 ポリスの一枚目のシングルこそ「FallOut」だが2枚目は売春婦の歌、「Roxanne」(ちなみにこの歌を「大工の六さん」のことを歌った歌だと思っていた奴はいっっぱい居るはずだ)、その後も、ある朝起きたら何百万という孤独のメッセージが届いていたというその分かりやすさがまたたまらない「孤独のメッセージ」、「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」、「高校教師」、「ドウドウドウ・デ・ダダダ」などアホ曲オンパレードである。

 ソロになってからも、「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」とかそういう曲の方が良かったし、「Shape of My Heart」 にしても「If I ever lose My Fath In You」にしても、まじめななかに隠し切れないユーモア(皮肉)みたいなものを感じるんだけどね。「見つめていたい(Every Breath You Take)」もそうか。

 ビートルズもかなりおちゃらけバンドであり、物事の進歩とか創造には「おちゃらけ」が不可欠だということをもっと認識した方がよくはないかな。


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1月21日(金)「世界の動きについていけない」

 いよいよ国会が開会。今までこの人たち何処に居たんだろうと思うぐらい人がいっぱい。

 夕方、昨日に引き続き、虎ノ門の東京財団。

 第1部:若林正丈東京大学大学院総合文化研究科教授 「陳水扁政権第二期の台湾政治と日台関係」
 第2部:五百旗頭眞神戸大学大学院法学研究科教授  「第二期ブッシュ政権とアジア」

 李登輝(前総統)が陳水偏(現総裁)を評して、「あいつは真面目でなかなかいいけど、惜しむらくは仕事ばっかりしてきたので人間に幅が無い。もっと哲学とかを勉強すればいい政治家になれるかもしれん」というようなことを言っていて、さすが李登輝というか、評する方も評される方もなかなかの人物のように思える。台湾の政治は、ひょっとしたら日本よりも(断然)面白い。

 2部は母校神戸大学の五百旗頭(いおきべ)先生、「ごひゃくはたがしら」じゃないよ。長年に渡って看板教授であり続けるわけが良く分かる、アメリカ政治とアメリカ外交(日本外交)の歴史と現在ををわかりやすく分析し、未来を予測するぴっしりとした講演。

 五百旗頭先生が薦めていた最近のアメリカ分析の本は『ウルカヌスの群像― ブッシュ政権とイラク戦争』。久しぶりに司馬遼太郎の本を読んだような感じを受けたとおっしゃっていたが、ブッシュ政権の主要6人の経歴と絡み合いを書いたものだ。

 今のブッシュ政権はチェイニー、ラムズフェルド、ウォルフヴィッツの超保守三人組を残して、ベトナム戦争を経験して考え方の少し違うパウエル、アーミテージを切った(去った?)ことによって、非常に身内の「すっきりした」布陣になるようだ。

 現副大統領のチェイニーはフォード時代はラムズフェルドの秘書をしていた。ウォルフヴィッツは『アメリカン・マインドの終焉』で大リベラル批判を繰り広げたアラン・ブルームのいた理念型超保守派の松下村塾ともいえるコーネル大学に学び、さらにその師匠のシカゴ大のレオ・ストラウスの下でも学んでいるという人物。 

 「自由、民主主義、世界中に広めて何が悪い?武力、その大義のために使って何が悪い?」というかの人たちの思想はこの辺りから理解しないと分かりずらい。

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1月20日(木)「Everybody's Fool」

 財務省から平成16年度の補正予算の説明を受ける。税収が2.3兆円ほど、前年度剰余金が1.5兆円ほど予想外に多く入ってきて、その内1.3兆を災害対策費に、1.1兆円を地方に増額配分、1.3兆円を小渕時代に出した国債の大量償還(2008年)に備えて整理基金へ繰り入れるというのが大まかな構図。

 昨今の経済情勢により生活保護関連費用が予想より2000億円増えている一方、金利が予想より低くとどまったので国債の利払い等の費用で7000億円浮いたりしていて、今の日本ってほんとうに公債管理(借金の管理)が大きく予算を左右するんだと再認識。

 しかし、野党には予算案の説明を頼まないとしてくれない財務省も財務省だけど、やたらとどやしつける野党議員というのもどうかな。お、昔みたいと思ってしまう。財務省の人も、東大でて同期の中のレースで上位にきて、どういう動機か確かめようも無いが、まあ国民の為に懸命に予算作って、ずっこける様な的外れの質問されるのって結構きついのではないだろうか。それも人生か。


 東京財団でアジア関係の講演があった。アジア関係政策も視野にいれるようになると興味の対象範囲が広くなってカバーする記事や講演会などが広がりすぎてちょっとつらい。

 羅福全亜東関係協会会長と林成蔚台湾国家安全会議諮問委員から特別講演:「両岸関係と東アジアの戦略環境」
 石井明東京大学大学院総合文化研究科教授から「『日華断交』と日台関係」
 国分良成慶應義塾大学東アジア研究所教授から「ポスト江澤民時代の日中台関係」

 司会は柿沢未知さん。

 三つ目の議題は聞けずに、NIRAセミナーの専門家ヒヤリングに出席する為に、恵比寿に移動。

 専門家ヒヤリングと言っても、仕事でお話しを聞いたことのある方で、個人的には仕事の延長みたいな感じ。

 「人身売買被害者の実態と保護の必要性-世界の潮流と日本の政策課題」
 吉田容子弁護士、武藤かおり女性の家サーラー

 3時間に渡って、とっくりと。この問題も奥が深いので別の機会に。

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1月19日(水)「Hopeからきた男」

 元民主党の事務局長だった伊藤惇夫さんの『永田町「悪魔の辞典」』(文春新書、2004)を読んで、まあこれだけよく書けたなと驚き。実名もバンバンでてくるし(特に菅直人)、書かれていることも(残念なことに)当たっている事が多い。永田町内幕モノを期待する人にはうってつけ。但し、読んでると気持ち悪くなってくる。アメリカのことわざ「政策とソーセージは出来上がる過程を見ないほうがいい」にあるように、政治の世界が醜悪なんだからだけど。

 年末に新しい憲法の本の原稿を知り合いの編集者に見せた所、「大人は汚いといってるだけの本に見えるよ」と言われた。発行元の依頼で、「行政・立法・司法のこんな所が悪いというのを存分に抉り出してくれ」というリクエストに忠実に応えすぎた。

 やっぱり希望に繋がるような改革案を打ち出さねばと大反省。皆、希望の話を読みたいだろうしね。

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1月18日(火)「予算委員会打ち合わせ」

 21日から始まる通常国会の準備の為、予算委員会について打ち合わせと勉強会。ドイツ証券の武者陵司氏。日米のバブルは今年破裂する!?

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1月17日(月)「通常国会のみどころ」

 通常国会開会に向けて、党の秘書会勉強会は鉢呂国対委員長を招いて、通常国会のみどころ・・・じゃなかった「通常国会の課題」について。

 記者さんもドア耳されていたりするのであまりはっきりした話はされなかったが。

 僕も、通常国会で公明党が容認方向に転じたことで提出される見込みの高くなった「国民投票法案」について質問。今まで憲法改正については憲法96条に国民投票で決めると書かれていたのだが、具体的な手続きを定めた法律がなかった。これが制定されると、いよいよ改憲が現実的なスケジュールにのってくる。「それは、ここ2日ばかり記者さんに聞かれ続けている質問と同じです・・・」とあっさりかわされ。

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1月16日(日)「二分化する世界」

 クリントンの本にも良く出てくるんだけど、反動保守というか極右というか、世界にはびこるそういう勢力の強力なやり口がある。「われわれ」ではなくてとにかく「やつら」。

 「黒人の奴ら」「生活保護などを受けて俺達の税金を食いつぶしている奴ら」「ヒスパニックの奴ら」「奴らが俺達の仕事を奪う」「仕事もしない政府の役人の奴ら」・・・・。憎悪を煽るやり方に人々は弱い。

 彼らのやり口はいつもどこかに敵を作り上げて、それが自分達を脅かそうとしているように見せかける。そして二項対立で人々に迫り、理性的な意見はすべて弱腰として攻撃する。攻撃された理性的な人は、敵に味方しているあるいは弱腰と思われないために口をつぐむ。

 有名な「テロの側につくか我々の側につくか」だってそうだ。極端な二項分類で、人々の頭を思考停止に追い込む。第三の道や条件付きや「いやちょっとまてよ」よいう意見は通用しない。

 自衛隊のイラク派遣のときもそうだった、アメリカの高官が「日本がイラクに派遣しようがしまいが、北朝鮮政策に影響を与えない」といってるのに、それを報道したものはわずかで、「アメリカに協力しないと、北朝鮮問題でアメリカが手伝ってくれない」とか、事情を知るものには大笑いの話だが、結構説得力をもってメディアに流されてた。

 今の世界では、理性VS煽動の戦いは、「煽動」が優位を占めているように見える。

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1月15日(土)「My Life」

 第42代・アメリカ合衆国大統領ウィリアム・ジェファーソン・”ビル”クリントンの回想録『マイライフ』を読んでて、面白いんだけど上下巻あわせて1600ページあるのでとにかく長い。

 確かに、生まれる前に放浪癖のある親父が田んぼに車ごと突っ込んで死に、自動車屋をやってる継父(結局、お母さんは3回結婚する)に育てられたアーカンソーなんていう田舎の男の子が大統領になるんだから、そりゃ話も長くなるというものだ。さすがにアメリカン・ドリームのアメリカとはいえ、クリントンみたいな奴なんて空前絶後、これからも出てこないんではないかな。

 功罪は相半ばしていてまだ評価は難しいけど、大統領って時間が経つと評価が変わることが多いが、クリントンの場合在任中より評価が上がるほうの大統領ではないだろうか(反対がレーガン。在任中は「こんな素晴らしい大統領はない」と思われていたが、しばらく経つと”財政赤字と貿易赤字の双子の赤字を手に負えないぐらい膨張させたとんでもない野郎”になった)。

 僕も夜中に就任式を見て、46歳の大統領が誕生し何か新しいことを訴えかけているという衝撃に全身に電気が走り、TVに釘付けになっていた。

 この本は政治に係わる人にとってはマストアイテムでは。長いけど。

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1月14日(金)「打ち合わせ」

 通常国会開会(1/21)も近くなってきたので久しぶりに議員と打ち合わせ。一応会期は6/19までの150日間。さてどうなるやら。

 この通常国会のポイントの一つは郵政民営化だが、ある記者さんの予測によると、衆院は通過しても(自民)参院は団体出身の議員が多いのでそうすんなりと通らない(法案が可決しない)だろう、へたすると審議未了・継続になるのではないかということだった。この件は基本的には与党内の綱引きの話なので、残念ながら野党には余り関係ない。

 会期も今年の夏は都議選を控えているので延長するのか、そのまま終わるのかわからない。4年前は6月29日まで延長したのだが、都議選の投票日は6月25日だった。そのころはまだ小泉ブームだったし、今の小泉政権はそのころより公明党傾斜を強めているので、公明党が重要視する都議選に配慮して、アッサリ期限どおりに終わるのではないだろうか。まだ全然分からないけれど。

 また、社会党マドンナブームや日本新党ブームなど、意外と都議選の結果は、その後のブームのさきがけとなる要素があるので要注目か。

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1月13日(水)「アメリカの立法過程」

 今日は残念だが秘書セミナー(「政策形成における市民の役割」、気候ネットワーク代表、浅岡美恵弁護士)をさぼって、政策大学院大学の立法問題プロジェクト公開セミナーに参加する予定。米国上院議員スタッフとして経験の長いマイケル・シルファー氏から、米国議会における立法過程について紹介していただくというもの。どちらも面白そうだが・・・。

 というわけでいってきました政策大学院大学。曙橋というか大江戸線若松河田というか女子医大の側というかそういうところにあります。税務大学校の校舎の一部を多分転用したのではないかな。校舎に入ると残っているのはほとんど留学生。

 マイケルさんはカリフォルニア州選出の民主党上院議員ダイアン・フェインシュタインさんなど上院議員のスタッフを10年ほど勤められたベテラン。何故か1年ほど日本に滞在されるそう(おそらく研究でしょう)。よく「お知らせ」を見ていなかったのだが、スピーチ&質疑応答は通訳なしの2時間英語づけ。久しぶりだからあせった。

 教科書的に読んで分かっているアメリカ政治の仕組みでも、当事者の口から聞くと生生しい実感がある。「平日、議員がワシントンに居る時はお金集めの為の昼食会で3時間ぐらいとられて、一般有権者の意見を聞く機会よりは、特定の会社や団体の意見のほうが耳に入りやすくなってる」とか「議員の委員会の割り振りを決めるのは、・・・科学的な方法ではないんです。地盤やその人の得意分野、また党の利益を考えて割り振ることもあります」とか「あまりに法案が多いので、他の議員と票を交換することもあります。この法案を通す代わりにこっちを通せと」

 などなど。

 いつまでも聞いていたい話だったが、自分のアメリカ政治の知識のなさも痛感。


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1月12日(水)「攻・守・走」

 マスコミ、大使館、企業関係の方の不思議な飲み会に誘っていただいて初参加。

 よく野球選手で「攻・守・走揃ったいい選手」という言われ方がするが、政治の場合「政策・政局・選挙」といわれる。この三つのうちの一つでも誤れば、政治生命にかかわる。

 究極の目的のベースは選挙になるのだが、大体地元事務所は「選挙」、国会事務所は「政策」と「政局」が担当だ。いざという時に情報がつかめないようでは、東京の秘書は勤まらない。だから人脈づくりも重要だ。

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1月11日(火)「Crossroad Blues」

 議員秘書セミナー第二弾は、慶応大学商学部吉川肇子助教授による「体験型防災トレーニングクロスロード紹介」。

 なんだろう、カードゲームかいな?と思っていたが、神戸の震災時に実際にあったケースから取材したジレンマをゲーム化したものだった。

 例えば、

 「あなたは市の職員、各避難所との連絡でてんやわんや。そんなときに援助物資のトラックが次々と到着、上司は積み下ろしを手伝えという。あなたは上司の命令に従う?YesかNoか?」

 「あなたは市の課長、部下が震災の様子をカメラに撮りたいといっている。許可するか?」
 
 「あなたは市の広報課。赤十字が義捐金1000万円を配る容易ができつつあるといっている。すぐにアナウンスするか?」

 「ボランティアが集まってきているが、それに対応する職員がいない。帰ってもらうか?」

 など、確かに災害などでは予想も付かない事態が色々起こるんだと改めて思う。こうした場合、いつもジレンマが存在し、意思決定は非常に難しい。実際、新潟の震災でも人口500人の村に1000人のボランティアがきて大混乱したらしいし、新潟県とやりとりした際も、各地からの援助の申し出やボランティアの対応でパニックに近い状態だったように思う。

 ジレンマといえば、あまり大きな声ではいえないが、スマトラ沖地震に対する無償援助5億ドル(510億円)ってどの予算からだすのだろう?それ自体は結構なことだが、破産状態の日本政府としては結構おおきいんじゃないか510億円?

 平成17年度の本予算は年末に決まってしまったし(正式には今日の閣議決定)、新潟地震に対する予算を組み込んだ補正予算も同時に決定しているので、補正の補正予算案をだすのか?

 とおもって、政界のスナフキンこと物知りのUさんに聞いたら、政府は予備費からの支出の「方向」で検討しているとのこと。やはり本予算も補正も通ってないのに補正の補正といいうのはタイミング的にまずいのか。

 で、「予備費」とは、平成17年度予算案82兆円でいうと3500億円が計上されているものです。急な災害の為の費用や、衆議院選挙の費用(前回760億円)なんかも支出している。

 あれ、予備費ってなんか不明朗な部分があって問題があったような気がする・・・。あれは公共事業予備費だったっけ・・・。それと昭和憲法制定時に官僚が細工したのも「予備費」だったけ、あれ「継続費」だっけ??(勉強不足)

 クロスロードといえば、クリームの『クリームの素晴らしき世界』というアルバムのライブ盤の方のC面一曲目で、ロバート・ジョンソンの「クロスロード・ブルース」をエリック・クラプトンが弾き倒している名演があるが、曲の最後にジャック・ブルース(Bass)がエリック・クラプトンを紹介して

 「エリック・クラプトンプレイ、  ボホホ」

 というのだが、ボホホの意味もいまだにわからない。一時期、バンドで一曲演奏が終わるたびに「山本達好プレイ、ボホホ」とつけていたものだが。


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1月10日(祝)「Destroy」

 ミュージアムラフォーレ原宿でデニス・モリスの写真展「Destroy-Sex Pistols」が今日までだったのを忘れてて慌てて駆け込む。

 セックス・ピストルズの写真を今見ると、すごく純粋でいい目をしているし、特にジョニーロットンとシド・ヴィシャスはギリシャ彫刻みたいに美しい。

 ヴォーカルのジョニー・ロットンは間違えて連れて来られて、シャワーのヘッドを手渡されて「お前あの部屋の隅に行って歌え、さもないとサイモン(クック・Dr)がぶちのめす」と言われて、おびえたような声でイギー・ポップの「18」を歌って合格し、後でジョニー違い(後で加入するBassのシド・ヴィシャス:本名がジョニー)だったと分かったという話とか、1976年頃の混沌としたパンクのパワーが良く分かる。

 正月早々パンクネタで恐縮です。


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1月9日(日)「川崎大師」

 前厄の年だから川崎大師とか参っといた方がいいですよとか注意されるのだけど、「え、昔の基準で体の変調をきたす年齢なんでしょ?」とかいって気に留めてないんだけど、私の周りでこういう例があった、ああいいう例があったと聞かされるとさすがに気持ち悪い。

 サーフィンしてて首の骨を折ったとか。というか40近くなって若いときと同じようにサーフィンしているからそういうことになるんじゃないかー。体力づくりに励みつつ、気をつけて頑張ります。

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1月8日(土)「もち?」

 日英協会の主催で英国大使館で餅つき大会。正月っぽいんだけど、寒い~。大使館太鼓会の人の太鼓もあり。達○事務所の増○さんが飛び入りで太鼓を叩いていた。

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1月7日(金)「もし?」

 政策担当秘書(試験組?)を対象にした議員秘書セミナーが始まった。衆参議院が多分主催だとおもうんだけど、この仕事についてはフォローアップ・トレーニングみたいなものが無いので、いいことだと思う。行政・司法・立法の三権のうち、行政は国家公務員試験でその後はオンザジョブトレーニングあり研修あり、立法は司法試験で1年半の修習生制度ありに比べ、立法府の政策担当秘書だけフォローアップがないというのもおかしな話だ。当然、自分で能力を上げるように常に心がけてるんですが。

 今日は井上滋樹さんという博報堂CC局情報デザイン1部部長で全国ユニバーサルサービス連絡協議会代表の方から「ユニバーサルサービス-障害のある人のサポートの仕方」という話を聞く。

 体験で白杖とアイマスクを使って、イスにたどり着いて座れるかという実験をやったが、これが想像以上に難しい。僕は誘導する方の係りだったんだけど、やはり誘導されると随分安心感があるのだそうだ。左側に立って腕を掴んでもらったんだけど、そうすると左については安心できるらしい。

 町で白杖を使われている人を見かけたらどうしればいいか?

 正解は、
 
 ①「お手伝いしましょうか?」と声をかける
 ②「つかまってください」という。そうすると相手は腕や肩などつかまりやすい所につかまる。
 ③「歩きます」「右に曲がります」「段差があります」など声をかけながらあるく(段差があるというのも上がる段差なのか下がる段差なのか分からないという実験した人の声あり。なるほど)。掴まっていると誘導する人が半歩先を歩くので、上がったり下がったりも情報として伝わる。
 ④イスなどは手で触ってもらって触角で位置などを知らせる(歩くまではできたがイスに座ってもらうのが随分難しかった)。

 
 視覚障害の方は全国で31万人、聴覚障害の方は35万人、肢体不自由者は175万人、うち六割が65歳以上の高齢者という。イギリスで足が痛くなったときに5cmの舗道の段差がこんなに辛いのかと思ったことがあるが、想像してみたり経験してみたりするのは大事ですね。

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1月6日(木)「大いなる眠り」

 『人生、寝たもの勝ち』という海外のサイエンス・ライターが眠りについて書いてる本を読んでて、なるほどと思うこと多数(最近、遺伝子とか科学系の本に凝っている)。人間の必要睡眠時間は大体8時間15分なんだそうで、現代人は照明の発達などで睡眠不足の傾向にあるんだそうです。睡眠不足は能力をもたらし、チェルノブイリやスペースシャトルの爆発など大きな事故には必ずといっていいほど睡眠不足が絡んでいる。

 銀行の時もコンサルタントの時もメチャクチャ遅い時があって、朝4時に終わって10時に出勤するみたいな生活をしたこともあるが、確かに能率は上がってなかったような気がする。

 さらに睡眠不足は免疫力の低下をもたらして病気にかかりやすくなる。睡眠不足になると風邪をひきやすくなるのはそのせい。

 いろんな事情でそうはいかないでしょうが、何とか皆さんゆっくりお休みになってください。ZZZ

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1月5日(水)「Half awake」

 ようやく国会も半分ぐらい人が戻ってきた感じ。

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1月4日(火)「チームで改革!」

 河村たかし議員名古屋市長選出馬辞退。回りは「えっ」という反応が多い(僕も)。ここまで行った以上、進むも地獄、戻るも地獄なんじゃないかなと思うんだけど。

 大体、首長選になると議会も団体もそろって現職を推薦するのが普通なので、現職に挑戦しようとすれば、党や自治体議員や団体と対立せずにはいられないのが普通だ。

 以前から出馬する為に党の役職を外れてたんではなくて、出馬の決断は記者会見の一日前らしいので、そもそも重職からは外れているし、派閥的にもイマイチよく分からないし。今後どういう活動をされるのだろうか。

 政治の世界って嫉妬の世界だから、そもそもあまり目立つと良くない。早めに代表選に出た松沢元議員なんかも孤立したし。議員って商店主みたいなもので、サラリーマンを経験してない(性格的に経験できない)人も多いので、仲間作りとかチームワークとかかなり不得手だ。

 個人的には名古屋をせきゃーいちおもしれーまちにして欲しかったのだが。

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1月3日(月)「中国と美国」

 アメリカ建国時の建国の父達の議論に関する本(『アメリカ連邦体制の確立-ハミルトンと共和政』、中野勝郎、東京大学出版)と現代中国の本をちゃんぽんで読んでいたら、改めて1700年代のアメリカと1900年代の中国って似ていると思う。

 広大な土地(と人民を)前にしてどうやって統治していくかと建国の父達も毛沢東も悩む。両者とも通商は個人の利益を優先させるようになるので、「徳」は農村にしか育たないとして、個人が利益(経済)に踊らされるのを非常に警戒している。そこで私的利益を超える方法として考えたのがアメリカでは厳格な三権分立や連邦制で、中国では社会主義イデオロギーの中国版による一党独裁だ。大体、毛沢東は当初アメリカをものすごく意識した国づくりを考えていたのに、大陸オンチのアメリカがソ連方向に追いやってしまったのだ。

 アメリカ建国からしばらくの間と中国とやってることはそんなに変わらない。大体、アメリカが中国の人権が云々というが(そのこと自体はともかくとして)自分達だって30年ぐらい前は、黒人が白人と一緒のバスに乗ろうとしたら引きずりだしてリンチを加えたりしていたのだ。時間軸が違うからといって、余り責め立てるのもどうかという気がする。

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1月2日(日)「一般参賀」

 正月2日だというのに、フルスロットルで仕事。が、朝からやってたら昼過ぎには煮詰まってきた。

 ふと、ニュースを見ると今日は一般参賀の日ではないか。常々、一般参賀と紅白(と8時だよ全員集合)については、どのようにしたら見れるのか不思議だったので、正月に東京にいる機会も珍しいし、色々思い出深い紀宮さまをここで見るのも最後だし、何より政界一の皇道派(行動派?)と呼ばれる石田としては行くしかないと思って出発。

 思ってたよりも厳しいチェックと警備の人の数だが、無事参賀を済ませ(という言い方をするのかな?)退出。天皇家の方々は永年こういうことをやってこられて本当に大変だと改めて思う。

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1月1日(土)「あゆ」

 「12月30・31日、浜崎あゆみのコンサート会場でグッズ販売、勤務地:原宿、日給1万円」というバイトがあって、半分冗談で応募しようか悩んでいたのだが、なんだかんだ忙しくしているうちに応募しそびれた。

 昨夜は、昼の雪もやんで晴れ。年が明ける頃、明治神宮の方へ行く。中に入ると(人が多くて)出てくるまで2時間ぐらいかかるので、引き返そうとすると、隣でやっているではないか(そういえば)あゆのコンサート。

 思わず立ち止まっている間に、カウントダウンが始まり、外で踊っているあゆファンと共に新年を迎えてしまうという、いいんだかわるいんだか良く分からない新年の迎え方をしてしまった。

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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