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5月21日(金)「ダイナマイトが25万屯」

 今日の東京財団の安全保障講座は「北朝鮮をめぐる国際関係」についてで、当然明日の小泉訪朝の話になりました。気になったことがいくつかあったので書きます。

 まず、25万トンの米援助のについては、当初専門家の間では「40万トン渡す密約じゃないか」と噂されていたが、日テレの25万の報道に対して、政府が随行禁止を出したことでかえって本当だったということとその量が分かったと。

 25万トンに関しては全部軍事備蓄に回るのではないかと予想されている。北朝鮮のほしいものは金・エネルギー・食糧。うち金とエネルギーを贈ることはまず無理だが、食料なら人道支援という名目がつき与えることができる。もちろんアメリカも人道支援で8万トンぐらいは用意しているが(前年前半4万トン、後半6万トン)、日本の25万屯という数字はやっぱり多い。韓国の援助量(40万トン)には及ばないが中国(20万トン)を上回っている。

 それでも、拉致被害者の家族が帰ってくるかは謎だそうで、一つには前回の小泉訪朝の時は、田中均審議官がすべてお膳立てしたところへ首相が訪朝したわけだが、今回の場合、田中均も「え、訪朝するの?」といったぐらい唐突だったという準備不足が不安材料。

 もう一つには、キム・ジョンウィルが小泉には2回だまされたと思っているということ(1回目:謝罪したら経済援助をくれる→無かった。2回目:拉致被害者を帰したら経済援助くれる→無かった)。専門家が何人も言ってるから確かなんだろうと思うんだけどキム・ジョンウィルというのは単純な男ではない。よく見ないと何か落とし穴があるはずだ、ということだ。

 一体、明日どういうことが起こるのだろうか。迎えに来た小泉に対して「やっぱり将軍様の国に残る」というパフォーマンスか、子供たちが乗る予定の専用機の出発を遅らせるのか。

 いずれにせよ、狙いは6カ国協議で唯一敵に回っている日-米関係に楔を打ち込むことではないだろうか、ということです。

 選挙目当ての勇み足で、いろんなことを無茶苦茶にするような首相でないことを祈ります。

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5月20日(木)「最近の発見」

 今週も東京財団の安全保障に関する連続基礎講座に通っている。今週は

月:「アメリカの世界戦略・軍事戦略」 元中央大学教授 坂本正弘氏
  「国際政治における核兵器」 神保謙氏

火:「中国の軍事的脅威」 立教大学教授 高原明生氏

水:「日米安全保障同盟」 国際政治・軍事アナリスト 小川和久氏

木:「軍事技術と戦争・安全保障の変化」 軍事評論家 江畑謙介氏

金:「北朝鮮をめぐる国際関係」 岡崎研究所研究員 阿久津博康氏  ジャーナリスト 恵谷 治氏  元航空総隊司令官・元大韓民国防衛駐在官 大串康夫氏

 と濃いメニュー。

 それぞれ興味深くて、特に神保氏や高原氏のような若い学者の方の研究には驚かされた。江畑氏の軍事オタッキーな解説も驚きがいっぱい。技術が戦術や外交を規定するところは大いにある。リベラルの連中が論争に弱いのはスペックをあまり知らないからなんだな、と改めて思う。これからミリオタになります。

 毎日、飲みに行くよりも何するよりも楽しみでした。こんな年になってこんなに知的に興奮できる自分が不思議。

 
 それと音楽のほうでも段々、ロックの名盤で聞いてないのが少なくなってきて、ジャズに手を出して、それも少なくなってきて、クラシックに手をだしたら、これがまた素晴らしくて、行き着くとこまで行き着いたかと思ってたら

 坂本龍一の「キューバ音楽のミュージシャンにとってジャズは易し過ぎる」という発言を読んで、キューバ音楽の借りれるCDを探しまくったのだが全然ない。困ってたら、昔もらったCDで聞いてないのがあるのを思い出した。

 発見したら、このCDが

 LOS VAN VAN

 だった。

 キューバ1のグループで、そういえばロンドンにいたときに見に行こうと誘われていて、何か予定があっていけなかったんだった。

 聞いてみたら、もちろん・・・・・・・・

 それ以来、ラテン・ミュージックにはまってます。

 

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5月19日(水)「メカゴジラVSメカガメラ」

 NHK・ニュース10で岡田代表を見たけど結構いいのでは。まじめだし何よりも(融通は利かないが)公正だし。HPの秘書のコーナーを見ても「僕は足が速いんだ」話や「コンビニで自分で弁当を買う」話は泣ける。華は無いかもしれないけど、トニー・ブレア(英首相)だって出てきた時は「カリスマ性が無い」とか「こんな若造に何ができる」とか言われてたんだし、ポジションが人を造るところはあるだろう。

 ま、とにかくまじめな人で1・2回生の時は毎日宿舎から議員会館に直行するバス(7:30、8:30、9:30に出発)に乗って、帰るバス(5:00、6:00)で直帰して本を読んでたらしい(最近の楽しみは移動中に小型DVDプレイヤーでDVDを見ること)。岡田代表になると「代議士会にタイムカードが導入される」というジョークも飛び交い、不真面目派(?)議員は戦々恐々としているらしい(?)。

 年齢的にも自民党でいうと安部幹事長が総裁になったようなものだからフレッシュはフレッシュだ。頭がいいから喋れるし。小沢さんもいいけど、ちょっと時代が逆行するというか小泉VS小沢ではゴジラVSガメラのリメーク版というか、メカゴジラVSメカガメラを見ているような気がちょとしないですか?


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5月18日(火)「代表選&政治資金パーティー」

 昨日、マーケット関係者のH.S君に「小沢代表辞退」の知らせを貰った時には、代表選の受付がも終わっているものだと勘違いして焦ったが、代表選の受付は今日だった(受付時間は8時から9時だったのが、11時半まで延長された)。だって、もしも仮に小沢氏と河村たかし氏しか出馬してなくて、小沢氏が辞退したら・・・・。あ、河村先生に失礼か。

 今日は夜に党の政治資金パーティーがあるんだよなぁ。近年珍しいことに秘書にも動員がかかっていた。人手が足りないのか、お客さんが少ないのか、新代表を年金問題で激昂した民衆の手から守るためか?

 もちろん、私は紫のイブニングドレスで行くわ・・・・ティアラ付きで・・・・なんて嘘。いずみちゃんが出ます。

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5月17日(月)「・・・」

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5月16日(日)「坂の上の雲」

 安全保障講座続き。

 講座の中で特段面白かったのが、菅原出さんというミリタリー・コントラクターを主に研究されているジャーナリストの方の話。ミリタリー・コントラクターというのは民間の戦争に関する請負屋みたいなもので、イラク戦争でも随分活躍している。あのイラク人に殺されて死骸を引きずり回された民間人もそうだ。

 特にアメリカの政権内部の利害・権力構造の話が面白く、そういうところまで分かってないと、色々起こっている現象が読み解けない。

 最後に、先日の日本人3人誘拐事件の感想を聞かれて「バカですね」と語ってたのがカッコよかった。なぜならば、彼は取材でアルメニアなどの危険地帯に行っているが、行く時にガードマンを雇った。現地の安い物価で一日250ドルは高かったが、良く選んで軍のOBの男と行動することした。「いやー、あそこからゲリラが打って来るんだよ(実際に三日後に事件があり4人が殺された)」とか「ここは時速150kmで飛ばせば大丈夫なんだよー」とか言いながら、軍と無線で連絡取りながら「今なら行動できる。それっ」と、それぐらい注意深く行動したらしい。「それを何の準備もせずに行くなんて・・・。しかもバクダッドに・・・同情の余地なしですね」と。経験者の言葉は妙に説得力がある。
 

 後は初代「あさぎり」艦長で防衛庁防衛研究所調査員の菊田匡愼典氏。最近、『「坂の上の雲」の真実』(光人社)という本を出されて、防衛研究所にある貴重な資料を丹念に読み込んで、新資料を発見して、あの1400万部出版された司馬遼太郎の『坂の上の雲』を検証している。彼の発見は司馬遼太郎が書くように、秋山真之という天才的な参謀が日本海海戦の作戦を立てなのではなくて、当時の日本海軍の思考方法から出てきたものだったということだ。そして、その海軍の伝統・戦略を作ったのは海軍兵学校7期生嶋村速雄。

 受講者の質問で「司馬遼太郎は参考資料も公開しないしいいかげんなのではないか。明治大正の軍隊と違って、昭和の軍隊を悪く書きすぎているし、乃木希典に対する評価だって出鱈目だ」みたいなことを言っていたのだが、「司馬先生は当時(30年前)見られる限りの防衛研究所の資料は全部目を通されております」とキッパリと言い切っていたとこが凄かった。

 最後に「私の名前の「典」の字は祖父の乃木希典の「典」です」という言葉で唖然。おじいちゃんだったんだ・・・・。それでも真実は真実として司馬を擁護していた。*

 * 上の一文は誤りです。『名前の「典」の字は乃木希典を尊敬していた私の祖父が、同将軍の一字をいただいてつけたもの、と聞いております。』というのが正確な言葉です。菊田先生を始め、関係者の方にご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありません。


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5月15日(土)「自衛軍の創設」

 虎ノ門道場の「安全保障に関する連続基礎講座」に毎日まじめな蟻のように通っている。抜群に面白い時もあり、え?というときもあり。今までで一番変だったのが、慶応の大学院の講師で某党の政務調査会の方の話。憲法9条の話だったんだけど、久しぶりに、学問的な怒りが沸いた(怒りというのは学問や物を書く動機になる)。

 憲法9条に関する政府解釈の変遷史みたいなものだったが、歴史的事実から都合の良いものだけを選び出すと解釈が全く変わる実例みたいだった。例えば、政府が自衛隊の合憲性について説明に困って「自衛力」なんて変な概念を持ち出してきた話は省略している。

 質問コーナーで慶応の院生が先生に代わって答えてたんだけど、これもまたXXX。「非核三原則の中にに『使わせず』を入れるべきではないか」「民間が核兵器をもったらどうなるか」という質問に対して、「それは日本の主権外だからアメリカに対してそんなこと言えない。核兵器は『自衛の範囲内』であれば持つことができます」とか言ってたな。慶応の学生って今あんなレベルなのか。

「自衛の範囲内の核兵器」なんて理論的にはありうるけど(政府答弁と同じ)、そんなもの非現実的で話しにならない。政府見解を鵜呑みにすることを教え込むなんて、慶応っていうのはどういう大学なんだ。


 しかし、自民党の案の「自衛隊を自衛軍とする」って・・・

 自衛隊を軍にしてどうするか(何か得があるのか)という基本的な疑問が沸いてきた。

 もし、軍にして軍備を(表立って)OKにしたらアメリカみたいに経済に組み込まれて数年に一度戦争をしなければならないような、日本になるし、一方「自衛軍」じゃ、中途半端じゃないのか。米軍に帰ってもらうこともできないし(先進国でこれだけ広い土地を外国の軍隊に貸している(占領されている)日本って一体何だ?)。

 どっちにしたって自衛隊から自衛軍にする意味が分からん。東京財団の出している本(『自衛隊の現場から見た日本の安全保障』)をみたら、日本の戦艦は外国に行ったら軍艦と見做され、積荷の検査や税関の検査が無いが、日本に帰ってきたら普通の船舶(「軍」でない)なので税関の検査をされる・・・。なんじゃこりゃ、日本の税関の検査を無くすために「軍」にするのかいな・・・


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5月14日(金)「新代表決定 おめでとう!」


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5月13日(木)「民主一新」

 新代表が決まらないまま宙ぶらりん状態。部会も行われているのだが、NC(ネクストキャビネット)大臣も副大臣も辞任して今の役職全部が暫定状態なので、聞いている方もイマイチ気が入らない。どうも小沢代表で執行部一新みたいだし、次の人事がどうなるかもわからないのにやってられるかという気になるわな。

 小沢代表代行も代表就任の要請に対して色々条件を出しているが、某前幹部によると「いずれバーを下げる」ということだから、代表引き受けは確定か。後は幹事長人事だけど、どうなるかね。これだけは全く分からん。

 そういえば代表に関して「波になりきれなかった」某女性議員の名前がでていたが、この動きを誰がしたのかとマスコミが探っていたら、なんと・・・自分だったと・・・いう噂。自ら他の議員のところへ電話をかけてたらしい。やっぱりそれぐらいしないとね。

 そういえば「どんとこい政局」、「総理を狙う男」、「気さくな54歳」、河村たかし先生は今何を・・・・?


 いまだに明日の両議院懇談会が決定しない。このまま来週にもちこし?そんな馬鹿な、来週18日(火)は東京で党のパーティーがあるのに代表や執行部が決まってないなんて・・・。

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5月12日(水)「笑ってる場合ですよ」

 代表選びはまだ行方が分からないようだが、無視して自分の仕事続行。手の届かない所でやっていることをあれこれ心配しても仕様がない。


 今日、内閣委員会理事会で自民党の議員立法の「コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律案」が協議され、一部修正のうえ、民主党も入って議長提案される見込みだ。この法律、理念法みたいなもので、漠と「国は保護すべし・・・」とか「配慮すべし・・・」とか書いてあって、それ自体は結構な内容で反対しにくいものなんだけど、疑うと怪しい所もあるんだよなぁ(「青少年の健全な育成に配慮し」とか「自治体の責務」とか「外国における著作権の保護」とか)。こういうのをあまり審議せずに通していいのかいな。理念法に沿って具体的な法が作られてくると、もう後戻りできなくなるような気がするのだが・・・・。

 これに限らず、衆院を通過してしまった特許法の改正や、輸入盤が壊滅するであろう著作権法改定など、国民が知らない間に法案が作成され、関係団体、政治家に根回しが終わっており、与野党の審議でも委員会で審議する前に賛否を役員クラスで決めて、一般の人の目にみえる委員会審議のときは単なるセレモニーになってるというのは如何なものだろうか。

 それを避ける為には、党や各議員がこれからでそうな法案とかホームページなりに公開して、ついでに意見も貰うとか工夫しないといけないのでは。組織・団体に集約されてない意見を政治にどうやって反映させるのかは永遠の課題だ。

 ところで、月曜日から10日間連続(土日を除く)の安全保障に関する連続基礎講座に通ってます。虎ノ門にある東京財団が主催で、18:30~20:00か20:30までで全10回で受講費10,000円。何しろ講師陣とタイトルがすごい。一回目から「守るべき日本の領土」 元陸上自衛隊東北方面総監 長谷川重孝氏ですから。


 そのほかにもお馴染みの軍事アナリスト 小川和久氏 、軍事評論家 江畑謙介氏など。どちらかといえば保守寄りの日本の安全保障論の水準というのが一望できる好企画ではないでしょうか。実は、憲法論争になった時、やっぱりキーポイントは安全保障じゃないかと思って新しい本を書く準備をしています。

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5月11日(火)「ランニング・ホームラン」

 昨夜は4時間半にも及ぶ激論の末、三党合意については執行部一任。代表辞任に伴いネクスト・キャビネット総辞職という結果になった。次の代表選びは方向も「?」。意外と意外な所にポトンと落ちるのではないか、ということで仙谷由人議員や海江田万里(アルカイエーダ)議員の名前まででてる・・・・。ほんまかいな・・・。

 小沢代表代行は年金法案の本会議も欠席。菅前代表からの電話にもでないらしい。小沢さんが人を切るときは電話に出なくなるという伝説があるのだが、さて・・・。


 しかし、小沢さん以外だと誰がなっても知名度不足は否めず。議員も今は良いけど、選挙が近くなったら菅さんとか鳩山さんに要請して応援に来てもらったりするのだろうか。案外、鳩菅大人気だったりして。

 その時に備えて物まねの一つでも身につけておくべきか。ついでに芸名も、菅直入(すが・なおいり)とか鳩山田紀夫(はとやまだ・のりお)とかにして。

 岬町ピアッツア5に菅直入来る!
 時局演説会 弁士:鳩山田紀夫

 「民主党の鳩山田紀夫です。皆さん、こんにちわぁーー」

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5月10日(月)「ファルージャ」

 菅代表辞任。後継は誰になるのか、三党合意は?今や民主党ファルージャ状態。突然、後継者の目処も立っていない間にフセインがいなくなった混沌の中、小沢CPA(暫定政権機構)が9月の政権移譲まで統治するのか?それとも武装蜂起か?各地の部族は部族長を中心に固まり始めている。

 捕虜虐待だけはやめてくれ。

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5月9日(日)「菅直人的なるもの」

 菅代表辞任決定的か。大体、代表とはいえ、それを支える自分の派閥も少人数かつ新人が多いなんていう弱点を抱えていたから、こうした結果は不可避ともいえる。それに対して、小沢さんというのは(色んな雑誌や新聞に書いてあるから、書いてもいいだろうけど)当選したての新人連中と飲んだり、実に細かいというか日本人的というか、心をつむのがうまい(イコール選挙もうまい)。大自民党の全盛時代に幹事長を務めた人が新人と飲んだって面白くもなんともないんだろうけどね。いまさらながら「政治は数」であり、危機の時に支える人間が少ないのは致命的だ。

 しかし、それが菅直人のよさでもあるわけで、選挙の時だって自分の系列かどうかにかかわらず応援に行くし、代表選の時だって一度だって「自分に投票してくれ」といわずに政策論争をする。反田中角栄で初出馬した時からの姿勢を貫いているといえば、そうともいえるのだ。

 それを選挙が終わって、マニフェスト・ブームや自由党との合併効果などに基本的には今の執行部の戦略に多くを負って勝ってきたのに、選挙が終わるとポイ捨てというのも心情的にはどうかな、と思う所もある。

 はっきり対応もまずかったし、仲間を作れない菅直人の限界でもあるし、システム的に党首をサポートできない民主党の限界でもあるから仕方ないんだけど、それでも「菅直人的なるもの」というのは捨てがたいものがあるのではないか。


 今の民主党の議会座席の最後部を見れば、羽田元首相に小沢代表代行、渡部恒三元副議長に田中眞紀子、さらには奥田敬和代議士のご子息の奥田代議士などなど・・・旧竹下派7奉行がかなりそろう。はっきり言って(旧)田中派である。旧田中派で首相へのメイン・コースに残った人が自民党に残って、それ以外の人は党を出たと。

 田中派的なものが(日本)人の心をつかみやすいし、政治は数であることも分かるのだけど(というか僕の旧ライバルのM浪はまさにそういう人だった)「菅直人的なるもの」=「民主党的なるもの」の一部、だったのではないだろうか。あえて今言わせて貰うと。


 (追論)

 TVでちょこっと「次の代表に田中(康夫)さんを推す声もあるようですが」といっていたが、はっきり言って絶対にない。党規約改定で議員じゃない人は代表になれなくなったし、やれたとしても民主党は北川正恭までである。なぜなら民主党は今や保守政党だから(前回の選挙で替わった後のメンバーを見ても分かる)。ここで思うのは、基本的に間違いなのは多くの議員が「保守中道よりの方が票がはいりやすい(=当選しやすい)」ということを前提にしていることだ。

 保守中道寄りが支持を集めやすいならば、長野県で田中康夫が支持されている理由も小泉内閣の高支持率も説明できない。国民は左右(リベラルか保守か)の対立で物を見ているのではなくて、「過激かどうか」あるいは「本当にやってくれるのか」どうかで物を見ていると知るべきだ。

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5月8日(土)「茅ヶ崎に背を向けて」

 菅代表の年金未納問題で、前からスタッフの薄さが気になっていたことを思い出した。代表なのにM政策担当秘書、国のかたち研究会のスタッフ少々、代表室など党スタッフ少々と一部の学者、民間の方など・・・、イギリスのブレア首相なんかと比べると圧倒的に少ない。

 代表というだけでなく党としてスタッフの層が薄いんだろうけど。大体、イギリス労働党なんてメディア対策室にTV局の編集室ぐらいTVモニターがあって、あらゆる新聞・雑誌・インターネットでの敵方(保守党)・自分方(労働党)の報道を24時間体制で監視している。それに比べたら日本の政党なんてアマチュア以下。

 マニフェストなんかも党本部のSさんらの努力によって取り入れられてバカ当たりしたけど、本当は二大政党のマニフェスト論争合戦があって初めて、マニフェスト選挙といえる。とにかく相手の政策をマスメディアを通じて叩き合うのだ。その為に労働党が導入したのが反論マシン(rubuttal machine)。要は金持ちの労働党支持者のコンピューター会社の社長か何かに寄付してもらってつくったコンピューターで、過去の保守党の主張や発言などが全部入っていて、政策論争で何か突かれるたびに、そのコンピューターを操作すると過去の保守党側の発言や文書がでてきて矛盾をつける、という優れもの(選挙の後半では反論マシンがなくてもスタッフは反論を出せるようになっていたらしいが)。アメリカ大統領のTV討論なんかでもそう。相手側の発言を、スタッフが瞬間的にコンピューターを駆使して反論を探し、候補者に伝える。それぐらいシステマティックだ。

 菅代表だって「未納三兄弟」って言う前に自分の脇を固めていれば、こんな事態にならなかったのに・・・・・(菅代表の場合、未納自体が問題というより、あれだけ非難していたのに自分もそうだったなんて「なんでだろ~なんでだろ~」という側面が強いのではないか)。

 大体、日本の政界は「議員様主義(議員にあらねば人にあらず)」が強すぎて、スタッフを軽視しすぎている。反論マシンまで入れなくて良いけど、何か言う前に脇を固めるスタッフぐらいそろえとかないと(その為には良い人材が繋ぎとめられる、来るぐらい待遇を改善しないと・・・)。

 99年の代表選の時だったか、菅代表とサシで話する機会があって、「官僚機構と戦っていくには議員だけではダメでスタッフや民間など外部の人とも協力してやっていく体制をつくることが大事ではないか」というかねてからの質問をぶつけてみた。その時、代表は「いや、学者の人の力などを一部借りながらやっていけば十分出来る」という答えだった。まあ、確かに厚生省でやってきた経験があるからそう言えたんだと思うけど、僕は「あ、こりゃ世代が違うんだ」と強く感じた(つまり議員中心主義VSチーム・集団主義)。そして「いずれか失敗する時が来なければいいが・・・」と思っていたのだ。

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5月7日(金)「ラスト・ショー」

 なんだか知らないけれど年金法案、幕切れ。11日衆議院通過で与野党合意したようだ。与野党ともあれだけ未納者がでてきたんじゃ話にならないわな。


 福田官房長官辞任!!!あの最長在任期間になったか何かの記者会見で「影の外務大臣とか影の防衛庁長官とか言われてますけどね、ふふふ」と一番言われている「影の総理大臣」という呼称をあえて言わなかった、実質的な総理大臣の福田官房長官が辞めたとは驚きだ。何かそれ以上の隠し情報があるのか、将来を考えて傷が深くなる前に身を引いたのか・・・・、謎だ。

 12:40から民主党は代議士会、菅代表の進退に注目が集まるが・・・・・・。さて?荒れる代議士会になるか?


 昼の代議士会は荒れなかったが、17:00から両院議員総会。TVなどの論調は完全に「菅辞任」を求める報道。森田実!昨日辞任を強く勧めた側近って一体誰なんだよっ!まあ、それはともかくH派もY派も、菅おろしに向けて集結しているとの噂が・・・・。突如、党内政局。一体どうなるのか?次週を待て(待てるかっての)

 18:00 永田町のアルジャジーラこと石田日記中継。

 民主党両院議員総会、菅代表「進退は自分自身で決めたい」の言葉に場内大荒れ。


 菅代表の「いままで代表が辞めて党がバラバラになった例がある」という話がうまく伝わらず、「菅がいなくてつぶれる党なのかーっ!」と会場から怒りの発言。むむむ・・・冷静になろうよみんな。


18:45 両院議員総会 終了。

 今日から月曜日にかけて代表、TVに生出演しまくるそうだけど、大丈夫かいな・・・・。


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5月5日(水)「ジム」

 座ってばかりでよくないので、夕方東京体育館のジムへ。

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5月4日(火)「ベニーとジェッツ」

 「よくまあそんな勉強することがあるな」と言われるんだけど、いろんな事を知ってるというのは、実は重要なことだ。政策にしろ法律にしろ急にゼロから湧き出てきたものではなく、過去にあるものの焼き直しというパターンが驚くほど多い。2002年に通った有事法制と戦前の有事法制の共通点なんて驚くほどある。絶対、過去のパターンを知っていた方が有利だし、新しい考え方(アイディア)は、何も知らない15歳の少年が突然思いつくのではなく、昔のパターンをよく知っている人が何らかの組み合わせの変更や応用で発見するものだ、と僕は思っている。

 以前、銀行の広告担当をしている時に高橋さんという天才的なデザイナーと仕事をしたことがある。何故あんな素晴らしいデザインができるのか不思議だったが、ある人に「高橋さんは休みになると海外に出かけていってヴォーグやタイムなんかの古い雑誌を買ってきて、ヒマな時にそれに載っている広告を見ている」という話を聞いて、思わず膝を打って納得した。つまり古いデザイナーの優れたパターンを取り込んでいるのだ。

 政策も音楽も映画もファッションもデザインもみなそうではないかな。


 そんなわけで、食わず嫌いで聞いていなかったエルトン・ジョンの『黄昏のレンガ道(Good-by Yellow Brick Road)』を聞いたら、これが素晴らしかったんだ。ほんと。

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5月3日(月)「憲法記念日」

 憲法記念日。追いきれないぐらいの記事や意見がでるようになっている。最近聞いた中で一つ、「そうだな」と思ったのが、伊藤真の「9条を改正して軍隊を真正面から認めたら、アメリカのように軍事産業が経済の中に組み込まれて、後戻りできなくなる」という意見だ。確かに日本だったらメチャクチャ高性能な武器とか部品とかすぐに作れるようになっていしまいそうだけど、それが経済に組み込まれて、アメリカのように数年に一度戦争をしなければならない社会になったら・・・・・。


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5月2日(日)「コピーCD」

 しかし、コピー・ガード付きCDってむかつく。違法コピーが損害を与えるのは分かるが、変なファイルをかませたり、変な再生形式にしたり、音がわるくなったらどうするんじゃい。まじめな音楽ファンは結構音には神経質なんやぞ。しかもマックでは再生できんとか書いてるし、個人的に使用する為にPCに落としたりしることもできんとは・・・。これっていいのかね。ま、むかつくから必死でガードはずしをやったりしてしまうわけだが・・・(う、また余計な時間をくってしまった)。


 しまった、重要なことを書くのをわすれてた。

 今日23:10からNHKアーカイブス・ヤングミュージックショーで1977年のKISS来日公演が放送される・・・・・・。まだ家にビデオもなかった時代、この放送をみてブッとびました。あれが再度見れるとは夢のようです。

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5月1日(土)「スミス都へ行く」

 ゴールデンウイークも三日目に入って、天気はいいし(後半曇った)気候はいいし、周りに人は少ないし、いい感じなんだけど、調べ物・書き物・読みたい本・読んでおくべき本などがあってかえって忙しい(時間がない時間がないって言いながらグルグル回っているだけなんだけど)。 

 そんな中、楽しみにしているのは図書館から借りてきた古い映画のビデオを見ること。なんで古いのかっていうと新しいのがあんまり無いのと、古い方がいい映画が多いでしょ?時間の流れで淘汰されているせいかな。なんだか歳をとってくるとお金というより時間がもったいなくて、新しい映画とか見に行くと「何だこれ」というのが結構多くてね。いやですね歳をとるのって・・・。

 そんな中面白かったのが

 『遊星からの物体X』・・・宇宙人がしょぼいが、意外と怖い。SFXばっかりにこだわってないでストーリーの怖さを見習うべきか。
 『ラスト・ショー』・・・原題はLast Picture Showだった。浜省の「ラスト・ショー」みたいな話かと思ったら、「Money」みたいな話だった。理由は分からないが、見る前と後で自分の中の何かが変わる映画。
 『スミス都へ行く』・・・原題はMr.Smith goes to Washington政治映画の古典。政治家を目指す人は必見。アホな新人議員とスレた秘書、地域の黒幕やこれまたスレた政治記者など、今見ても全然古びてない人物設定がおかしい。

 などなど

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4月30日(金)「党内政局」

 あまりのズッコケぶりに党内政局になるんじゃないか、と思うマスコミの人達も結構いるみたいで党内政局話が色々とでる。

 ま、これが衆議院選前なら、これでは戦えないといって代表おろしが始まる所だろけど、さすが参議院選ではなかなかそこまでの話にはならないだろう。所詮、衆議院議員にとって、参院選は他人の選挙。しかも、支持率の変化で影響を受けるのは一人区か比例の当落ギリギリラインの候補者だから絶対数がとにかく少ない。

 それでも、この手の話ってどうしてもでてくるわけで、いつでも悩ましいのもこの問題。鳩山前代表も同じく年金問題で苦しくなったし、岡田幹事長は執行部で同罪とみなされる面があるし、若手でも野田国対委員長は今回の国会運営で随分言われているし(最近のマスコミの論調は菅代表の指示みたいな書き方をしているが)、前原さんは最近あまり目立たないし・・・と。ここで目立ってくるのがやっぱり小沢代表代行だが、自身は言われているとおり代表ではなく幹事長を目指すのだろう。そうすると(これも又どこでも言われているが)彼が担ぐ人が見当たらない。枝野、岡田はないだろうし・・・・。

 ここで、大飛躍だけど、菅代表-小沢幹事長体制というのがありえるのでないか、と言う人が多少いるのだが・・・・。はて。

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4月29日(木)「ズッコケ節」

 いやー、昨日はずっこけたわ。年金法案の関連で一日揉めまくり、議員会館の部屋のほとんどは院内TVつけて厚生労働委員会のチャンネルを見守っていたか、16委員室につめていたはず。怒号の飛び交う中で眠っていた小泉首相と、なんだかわからないけど平静だった大介・花子の大介似の江藤委員長だけが男を上げた(?)かな。江藤委員長も妙な力の抜け具合だが元は武闘派で鳴らした人だった(一回落選して人物が変わった)らしい。

 4時半の採決の段階で野党側が退席。委員会通過。3回も代議士会をやって、やっと終わりかと思ったら菅代表の未納発覚・・・・・。がっくり。今日の一日はなんだったんだろう・・・・・。聞いてみると、行政側の何らかのミスが原因のようで、逆切れしていた福田官房長官なんかに比べると責任は軽いような気もするが・・・。謎を残したまま菅代表はヨーロッパにいっちゃうんだよなぁ。

 ちなみにこの件で得(?)をしたのは渡辺周NC経済産業大臣?議員になる前の一ヶ月の未納を自らHPで公開したことによってマスメディアにガンガンでるわ、かえって男を上げるわと。こういう時代だからコソコソ隠さずにはっきり自ら知らせた方がいいんだろうね(ちなみにその記事をUPしたのはたまたま渡辺周事務所に遊びに行っていた私でした・・・)

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4月28日(水)「委員会」

 経済産業委員会は予定通り9時に始まる。吉田治経済産業NC副大臣の質問から始まり、中川大臣と他の副大臣・政務官の年金支払い歴について質問。中川大臣は答えたが、他の大臣は「プライベートなことなので」と答えず。「今の答えでは満足できません。速記止めてください。理事行ってください」と開始10分でさっそく中断。

 休憩、理事会で協議と続いて約30分後に再開。今日は厚生労働委員会の進み方(年金法案の採決がある)を見ながら審議をすすめるという変則的な形で委員会が進められることになる(つまり厚生労働委員会がとまれば他も止める)。この分では質問がいつまわってくるのか分からない。

 一応用意しておいた質問はこうだ。

 Q1:「えー、大臣。年金を21年間うっかり支払い忘れていたということでありますけれども、まあ私なんかでもうっかりということはあるわけで、つまり、例えば、えー買い物なんかに行った時でもですね、えー、色々買い物をした後に家へ帰って『あ、ティッシュペーパーを買い忘れた』なんていうことはよくあるわけでございまして、つまりなんというかついうっかりというのは誰でもあることでございます。しかしながら、私達の場合ですとまあ、なんというかついうっかりの期限がせいぜい・・そうですね・・・・1日ぐらいでありまして、ええ。21年間ついうっかりというのはやっぱり長すぎるのではないかと、かように考えるわけであります。そこで、ついうっかり忘れたということであれば、あえて深く追求しませんが、大臣についうっかり忘れない為の何か秘訣があれば、お伺いしたい」

 Q2:「質問を用意してきましたがついうっかり忘れました」

(以上は嘘です。本物はこちら。内容が専門的なのでお好きな方だけどうぞ。作成に当たっては専門家のご協力をいただきました。Special thanks to NさんCさん)

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4月27日(火)「委員会延期?」

 委員会の質問取りがいつ入るのかいつ入るのかと待機してるのだが、連絡が入らない。他の委員会は開かれているのだから、経済産業委員会だけ無いなんてことはないだろ・・・・。と、思っていたら、どうも相手側が中川経済産業大臣だということで揉めているようだ。「22年間うっかりというのは、やっぱりまずいでしょ」とのことである。

(続報)
結局明日は年金関連法案の採決があり得るため、朝から禁足(20分以内で議場に戻ってこられるところにいること)。特許法35条の改正がかかっている委員会も開かれるかどうか、明日の理事懇談会に持ち越し。大臣の年金不払いに対する弁明も求めていて、委員会の冒頭で行うのか、別に機会を設けて行うのかも不明。

 とりあえず委員会があった場合に備えて、夜になってから経済産業省の方が質問とりにやってくる。この雨嵐の中を仕事とはいえすごいなー。


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4月26日(月)「つくり」

 水曜日の経済産業委員会の質問作り

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4月26日(月)[]

 水曜日の経済産業委員会の質問作り

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4月25日(日)「三選全敗」

 深夜近くにTVをつけたらやっぱりというか、予想はしていたが補選3敗のニュース。勝って当然と思われた埼玉8区で6000票近い差が付いたとは。

 埼玉8区では自民党が公募で候補者を選んだり、若手議員による15時間マラソン演説をしたり(民主党も翌週やったが)、自民-民主のキャラが全く入れ替わっていた。38歳公募の弁護士出身柴山氏にとってはあれよあれよという話だね。仕事が忙しくて締め切りの前日に徹夜で書いた応募論文が通って、新居として買ったマンションに住民票を移していた為、自分に投票できなかったというぐらいなのに・・。

 少なくとも都市部では「民主だから投票した」というだけでなく、若くて、しがらみがなさそうで、有能そうで、選出過程が透明という要素も重要だということを認識した方がいいと思う。これを契機に公募候補の見直しや透明な候補者選定とかの議論に結びつけばいいんだろうけど・・・・・・・無理だろうな。

 この状態で参議院選に民主党が勝つ方法は唯一つ。

 全選挙区で予備選を行うこと


 だと思うがどうでしょうね。


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 先々週の厚生労働委員会室の前での押し合いへし合い画像。お好きな方はどうぞ。たまには、普段見ることのない皆さんの地域の先生方の奮闘を見るのもよろしいかと・・・

 軽い画像
 重い画像(90Mあるので、超早い通信環境にある人以外お勧めできません)

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